こんにちは、カウンセラー見習の春香です。
曇り空が続いて乾燥機に助けてもらっています。
今日は、子供が見せてくれたお話を。
当時長男は小学4年か5年生。
スケボー少年だった長男は、友達たちと一緒に楽しんでいました。
見よう見まねで、あーだこーだ言いながら挑戦する子供たち。
どうやったら出来るんかな?出てくる疑問。
「教えてくれたのお父さん(夫)だから、お父さんに聞いてみたら?」
と、伝えてみると、長男は怒りを露わにして拒否したんですね。
そこで私は聞いてみました。青文字が長男です。
「なんか怒ってるみたいやけど、お父さんに聞くの嫌なん?」
「だってお父さん、俺が失敗すると笑うもん。」俯き顔で手はグー
「そうか。失敗して笑われるのが嫌なんか。でもお父さん、基本が笑い顔やしなー。」
「いつも笑われる。嫌や。」グーにした手に力が入る
「そうか。そう感じるんやね。お父さんはどう思ってるんやろうね。」
「バカにしとるに決まっとる。」握りしめたグーが真っ赤
「そう思うんやねー。そうかー。聞いてみる?お父さんは長男がそう感じてるのも知らんし、もしかしたら長男の想像と違う答えが返ってくるかもしれんよ?」
「嫌だ!」全身に力が入ってグー強化
「嫌かー。嫌よねー。怖いよねー。」
「嫌だ…。」一瞬緩んだように見えたけどグー
「そうかそうか。嫌ならしょうがないかー。お父さんもお母さんも、長男が失敗して も、可愛くて笑うことあるよ。」
「・・・・・・・・・・・・。」反応が薄いまま軽くグー
なるほどと観察しながら、私もこうやって来たなと。
どれだけの数の勘違いと思い込みを握りしめてきたんだろう。
全身が強張るくらいに、相手の気落ちを確認すること・自分の思い込みが勘違いだったなんてと知ることの怖さを感じさせるやりとりでした。
このとき長男が見せてくれた様子がきっかけで、私は自分の本音を伝えて、相手の気持ちを確認してみるということに挑戦します。その話はまたの機会に。
その後の長男は、帰宅したお父さんを友達たちと囲み、ワーワー言いながらお父さんも交えてスケボーを楽しんでいました。
なんか書きながら懐かしくなった。
毎週末、結構な人数が遊びに来てたあの頃。大変だったけど(^-^;
中学生になると部活で忙しくなって練習と試合三昧。
手が離れていく喜びと寂しさはセットですね。
ではでは、良い一日を~。