生きづらさを愛おしさへ

聴く専門家・春香のブログ

空からの贈り物


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こんにちは、カウンセラー見習の春香です。

昨日、愛犬の記事を書いた後に動物ネタをまた書きたいと思ったので書きます。

 

 

上の写真の鳥は、おそらくムクドリ

土砂降りの雨の日、長男を習い事に連れていくため玄関ドアを開け駐車場に向け走り出した瞬間、何かの鳴き声が。

鳴き声の主を探すと、庭に倒れている鳥を発見!

首から下が動いていない状態でキーキー鳴いてる。

この子全身強打して首から下が麻痺してるんかな…と抱き上げると、長男が一言。

 

「俺の習い事が終わるまでに、その子をなんとかしといてあげてね!」

 

(当時、長男は小学2年生くらいだったような。)

 

は?お母さんは神でも獣医でもないし。どう見てもこの子助かる確率低いし。

末っ子はどうすんの?え?助けられるか?

 

長男を送り届けたのち、鳥をタオルにくるみ動物病院へ。

事情を説明し、何が出来るか質問してみると。。。。

先生のリアクションが気まずそう。

やっぱりそうですよね、助かる見込みが薄いですよね。。。。

「体を温めることと、水分を与えてください。このスポイドどうぞ。」

分かりました!やるだけやってみます!

(野鳥のため診察料は無料でした。でも診察券作ってくれてました。名前はヒヨドリちゃん。ヒヨドリなのかムクドリなのか分からず、、、(笑)

 

帰宅後、ホッカイロを小さな箱の中に入れ、その上にタオルでくるんだ鳥ちゃんを乗せてみる。習い事を終え帰宅した長男には、出来ることの説明と助かるかもしれないし助からないかもしれないことを伝えました。

 

「明日の朝には、この子元気になっとるな。」

 

そう言いながら、箱の中の鳥に声をかけ様子を見守る長男。

 そうだったらいいけど。そうならいいんだけど。

ダメだったら庭に埋めてあげようと、心の中はネガティブ炸裂の私(;^ω^)

 

翌朝、箱の中を覗くと居ない!どこ?どこ?どこ行った?

 

なんとリビングを歩き回る鳥。

嬉しくて追い掛け回す子供たち。

まだ飛べる感じではないので、数日家の中で様子を見ることに。

 

末っ子が当時2歳かな?追いかけまわすこと追いかけまわすこと(笑)

逃げながらも飛ぶ練習になっていたように思います。

家中に鳥のフンが落ちていました(笑)ああ懐かしい。

 

2日目には、家の中を飛び回り始め、キッチンにもやってくる鳥。


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キッチンで私が作業している間も、トースターに乗っている。

 

「焼き鳥になりたいのかい?」「焼かれたいのかい?」

いろいろ話しかけても逃げることなく。


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至近距離での撮影もさせてくれました。

 

そして、いよいよお別れの日。

庭に放し、ピョンピョン跳ねながら庭の前にある田畑に飛んでいきました。

 

それから1年後、犬の散歩中に空からキーキーという叫び声のような鳴き声とともに、足元に鳥が降ってきました。ええ、またもやムクドリです。身動きがとれない状態。

犬が面白がって鳥をくわえた瞬間、私が叫びました(笑)

ブルドッグの大きな口から、鳥のつま先しか見えない状態はホラーです!

「やめてやめて!こらこらこらー!やめろー!」本性が出ますね。

 

近くの工事現場の監督さんを捕まえブルを託し(その人は仕事中です)、

鳥を保護して長女に鳥を迎えに来てもらいました。

二度目の保護は初回よりスムーズでしたね、気持ち的にも。

この子も2~3日で放してあげました。

 

思い返せば、ムクドリ、スズメ、デカい亀、ラブラドール。。。

動物を保護した思い出がいくつかあります。

水路に落ちて流されそうなお爺さんとか。

次は何かな?と思うと、本当にやってくるので思わないようにしておきます。

 

読んでいただき、ありがとうございました。