こんにちは、見た目と中身のギャップが激しいらしいカウンセラーの春香です。
今日は、私が一時期悩んだ子供ネタを書こうと思います。
タイトルの通り、子供が何歳になるまで抱きしめればいいのか。
いや、いつまでだって抱きしめていいんですけどね(笑)
ある程度大きくなると、断られますから~。
私は小学校低学年までは親とのスキンシップがあったと記憶しています。
あなたは、どうだったでしょうか?
人に頼れず自分で何でもかんでも抱え込んでいた私は、義母さん宅で食事会をしていたとき、「誰か抱っこしてほしい」と長女が言ったとき、抱っこしなかったんです。
小学校高学年だった長女。
今思えば、その言葉を親族全員の前で言えた長女は偉いなと思います。
私は全く自分に余裕なんて無かったし、末っ子次男が私にへばりついていたし、私と長女のバトルが始まった頃だと思います。
幸いにも義兄さんが、長女をおんぶしてくれて家中を歩いて回ってくれました。
そして人との距離が近すぎる長男。乳幼児の頃からまとわりついてくる。
私にも、父親である夫にもくっつきまくる。
そんな長男を見ていた義母さんと実母は、
『恥ずかしいなー大きくなったのに。』
『この子、大丈夫かね⁉️』
『私が育てた男の子は、こんなことなかったのに。』
それぞれの感想を言ってました。
当たり前のようにくっついてきてた長男が「抱っこして」と言葉で表現し始めたとき、
彼は小学4年生だったと思います。毎日毎日毎日毎日「抱っこして」。
末っ子次男も「だっこ」。だっこ抱っこだっこ抱っこ抱っこだっこ抱っこ。
だっこ抱っこだっこ抱こだっこ抱っこだっこ抱っこだっこ抱っこだっこ抱っこ。
だっこ抱っこだっこ抱こだっこ抱っこだっこ抱っこだっこ抱っこだっこ抱っこ。
いいいいいいいつまでですか⁉
長女を抱っこしなかった罪悪感や、自分が親にしてもらってないことに応える抵抗感、
思春期男子をいつまで抱きしめればいいのか分からない不安、当時は気づいてなかった自分が頑張りすぎて疲れていたことや、自分の心が穴だらけだったことなどもあり、
終わりのない抱っこの日々に疲れ果て、とうとう私も夫に「抱っこして~」とお願いするようになりました。
そして長男の懇談会でクラスでの様子を聞いてみると、
「長男くんは、周りの様子をよく見ていて勉強が分からない子に教えてあげたり、一人で居る子に声をかけたり、皆を誘って楽しく遊んだりしています。」
おおお、そんなことをしているんだ。
「ただちょっと気になるのが、無意識に周りの友達に気を取られてるように見えます。長男くんの良いところでもあるんですが、宿題や提出物が滞ることが増えてます。
なので、罰としていくつか仕事を任せているので遊ぶのも仕事が終わってからです。仕事が終わるのを友達が待っていて、終われば皆で喜んでいます。」
ふうううん。なんか楽しそうだな。
「お母さん、お願いがあります。」
なに?なになになに?
「大人の目から見ても長男君は、気を配りすぎてるように見えるんです。だから、長男君を抱きしめてあげてもらえませんか?」
え⁉また抱っこのリクエスト⁉
私は驚きつつも、毎日抱きしめていることを伝え、
「先生、思春期の男の子はいつまで抱きしめればいいんでしょう?」と聞きました。
先生は、「求められる間は応えてあげてほしいです。充電できますから。ぜひ続けてください。」
ムムムムムム。
これはもう、やりきるしかないなと覚悟しました。
でもやっぱり疲れている時は、キツかったんです。
私の空っぽのグラスから長男のグラスに注ぐのがキツい感じで。。。
何も入ってないのに絞り出す感じがね(T_T)
それでも距離感が近い巻き込み型長男は諦めなかった。
ただでさえ大きいパッチリ二重を輝かせながら無言で両手を広げ、待機してる。
「あるでしょ?持ってるでしょ?」と試されてるような感覚にもなりました。
結局、回数は減りながらも小学校卒業まで抱きしめました。
中学校に入ってから、私が長男の真似をして両手を広げて待機してみると
「きしょい!」と(・∀・)ニヤニヤしてましたね。
小学校3年生の次男にも「きしょい!」と言われだしましたよ(笑)
きしょくてもいいわ~ !
なんとでも言いやがれ~!
どうせしんどくなったら抱っこしてって言うくせに~!←子供かっ
長女への罪悪感は大分減りました。
ゼロでは無いけれども、当時に比べたら軽いですね。
愛しさが増しました。腹がたつときもありますが(;^ω^)
もっと早くに心のことや自分と向き合うことをしていれば、子供を使って自分を責めることもなかったのになと後悔することもありましたが、多分、最善のタイミングで起きていると思うので。
今は、あの時はあの時の私のベストだったんだろうと思っています。
以上、正解探しばかりしていた頃の子育てネタでした。
読んでいただき、ありがとうございました(@^^)/~~~