生きづらさを愛おしさへ

聴く専門家・春香のブログ

私と長女の2020年を振り返る~反抗期の言葉のナイフ~

 
愛しい皆さま、こんにちは。
心理カウンセラー春香です。
 
 
今日は高1長女の送迎dayだったんです。
生理痛が重かったみたいで、自転車は厳しい
ようだったので、駅までの送迎。
そして仕事終わりに二人でランチ。
仕上げに歯医者の送迎。。。
 
 第3弾無料カウンセリングモニターを募集します。12月1日(火)20時より
ブログにて募集開始しますので、よろしくお願いします。
 
 
 
もうすぐ11月も終わりですね。
早い、早い、早すぎる!
 
2020年は、あなたにとってどんな年でしたか?
 
コロナの発現により不安が大きくなったり、
会いたい人に中々会えなくて寂しくなったり。
 
コロナの発現により在宅ワークになったり、
私みたいに出勤日が減ったり。
国から補助金を貰ったり。
 
予想も出来ない年になりましたね。
 
 
私個人にとっても、忘れられない年です。
言い切ったぞ。
とても濃い1年となりました。
 
 
今年の初め、長女は受験と反抗期でツンツン
のトゲだらけで、暴言も出て迷走中でした。
見守ればいい、長女は大丈夫と思いながらも
私の心も迷走してはホームに戻るを繰り返していたんです。
 
 
『うざい!○ね!あっち行って!』
 
 
初めてそんな暴言を長女から浴びせられた時、
私にはグサグサ刺さりました。
自己肯定感は低空飛行だったので、
グサグサ刺さり放題です。ヒデブ←北斗の拳参照
 
 
いつから暴言が出始めたのか…
長女が中1になる前頃からだったかな?
 
グサグサ刺されては落ち込んだり憎んだり。
言い返したり怒ったり。
 
 
なんでそんなこと人に言えるんだろう?
なんでこの子はこんなにも育てにくいの?
あ~可愛くない!頑固すぎ!
女の子って面倒くさい!
 
 
そんなことを、よく思っていました。
今から5年前頃だと思います。
 
 
心理学や潜在意識、心のことを知り始めて
少しずつ少しずつ変化していきました。
 
 
投影を使えば、長女は私がためこんでいた
怒りを見せてくれている。
私が自分に禁止してることを見せてくれている。
 
自分に✖を付けていた分、そんな自分を
長女に重ねて必要以上に長女に干渉する。
 
 
長女の愛情表現は怒りを使うのかもしれない。
私が出していた怒りが返ってきてるのかもしれない。
 
 
子供は師匠という視点で見れば、反抗期を
自ら抑え込んだ私に、体当たりで反抗期の
やり方を教えてくれている。
 
 
子供は親を救うために…という視点で見れば、
私の無意識が実家(母)に向いているのを
長女が家族のもとに戻そうとしてくれている。
 
 
母親なんだからと母に向けていた期待が、
母親なんだからという自分縛りのルールになり、
母親なのにと自分を責める手段にもなり、
長女を使って自分責めをしていたとも取れる。
 
 
上記のことを全部感じながら長女の中学生時代を
見ていました。
 
 
高校受験間近のある朝、
なかなか学校に行こうとしない長女に、
久しぶりに暴言を吐かれたんです。
学校に行くのか休むのか聞いただけで、
10倍になって返ってきてました(^-^;
 
が、しかし。
刺さらない。
 
 
「〇ねばいいのに!うざい!大嫌い!」
 
 
あれ?やっぱり刺さらない。
 
あれ?刺さってない!
 
あら♡これは…♡刺さってない♡刺さらない♡
あれ♡うふふ♡
となってから、むふむふしながら長女に
伝えました。
 
「〇ねって言われても私は〇なない。
 まだ〇にたくないし。長女に何を言われても
 この今の私も悪くないな~と思ってるから。
 お母さん仕事行くから学校に連絡しとくね!」
 
長女は黙っていました。
何を感じたのかは今も分かりません。
 
 
「お父さんなんか大嫌い!!」
私にそうこぼしたこともあります。
 
「そうかあ。長女はそう感じるんやね。
 そうかあ。そう感じるのならそうなんやろうね。」
 
これまた長女は黙っていました。
呆然としていたのかもしれません(^-^;
 
きっと5年前の私なら、
これはなんとかしないと!となって、
父親である夫の良いところとか夫のフォローを
していたことでしょう。
(当時思ってもいなくてもしただろうと…)
 
 
長女の受験希望校が二転三転するたびに、
胸のザワザワが落ちつかなくて、
夫に話を聞いてもらいながら
「アイツ(長女)は大丈夫。」と何度も
夫が言ってくれては、
「頭では分かってるけどザワつくー!」と
吐き出させてもらっていました。
 
 
それぐらい見守るってことがザワついたんだと
思います。
母直伝の手出し口出し過干渉からの卒業。。。
「親」という漢字を考えた人は凄いなとも
思っていました(笑)
だって、木のそばに立って見るって書くんですよ。
 
 
長女は自分で決められる子。
そこだけは変わらなかったので、
「長女はどうしたい?」
「長女はどうなったらいいと思ってる?」
そう何度か聞きました。
 
「んー分からん。」
分からんのかーい!んーの中にどれだけの
言葉が詰まってるんやーい!←心の叫びです
 
 
そんなことの繰り返しでした(笑)
  

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「大嫌い」の裏には「大好き」があるんです。
大好きだったから、大嫌いになれる。
 
大好きだったのに、大切に扱われてないように感じて、
勝手に期待した分、裏切られたような気持になって、
大嫌いになっちゃうんですよね(^-^;
 
それを知っていた分、大嫌いを耳にしても
気にならなくなったのだとも思います。
 
心の安全基地を整備し続けたのも良かったです。
 
あれ以来、暴言は出ていません。
 
 
長女が選んだものを受け入れる。
結果、それで良かったなと思っています。
 
 
 
 
 
我が道を行く長女ですが、
中学時代とはまた違った一面も。
ちょっと女の子を意識するようになってる♡
 
そして、私を頼ってくれることが増えました。
 
私がお弟子講座に参加してはバタバタしている
のを見てなのか、事前に行事を伝えてくれたり。
 
意地でも台所に立たなかったのに、
食い意地に負けたのか自分で作ったり。
 
 
今年の初めと、今年の終わりでは
関係性が変わったように思います(^^)
 
 
子供は親が育てたように育つ。
よく聞く言葉ですよね。
これも、本当にそうだろうなと思います。
 
でも、忘れてないかな?とも感じるんです。
子供の目線を。
子供にも子供の育ちたい方向がある。
 
一緒に生活しながら、ぶつかったり
擦り合わせたりしていけたらいいなと
思っています。
夫婦関係も一緒ですね(^-^;
 
 
 
 
 
最後までお読みいただき、ありがとうございました(@^^)/~~~