生きづらさを愛おしさへ

聴く専門家・春香のブログ

父が亡くなった日

◇父が亡くなった日

 

 

愛しい皆さま、こんにちは。

カウンセラー春香です。

私については、こちらをどうぞ。

 

 

3月になり、菜の花や梅の花など

自然の彩が増えてきています^^

 

先日、父の四十九日が無事に終わり

早かったようなまだそんなに経って

ないような…不思議な感覚です。

 

 

父が亡くなってからのことを綴って

いきますので、よかったら読んで下さい。

死や悲しみについて書いていくので、

感じたくない方はそっと閉じて下さいね。

 

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父が亡くなった日。

それは普段と変わりない日常でした。

 

夕食が終わり、片付けながら

「さあ、お風呂の準備をしよう」と

思っていたところに携帯が鳴り、

携帯画面を見ると兄の名前。

 

もう、なんとなくその時点で

うっすら感じる。

 

電話に出ると、

兄が「父が亡くなった。」と。

 

その言葉を聞いた時、私の頭の中に真っ先に

浮かんだ言葉は

『これで兄が楽になる…』でした。

 

 

状況を兄から聞き、入浴中に亡くなっていて

兄が発見した時にはもう遅かったと。

救急車が着くまでに、携帯をスピーカーにして

指示どおり対処したけど、対処しながら

これはもう無理だと感じたと。

 

 

到着した救急隊員に

「もう出来ることが無いので後は警察に

 任せます」と言われ、

今、警察が来たところという報告。

自宅で亡くなった場合、事故扱いになって

検死するんですね。

 

 

警察が遺体を引き取り、病院でCTを撮る

予定だけど、地元の病院が受け入れてくれ

ない場合は別の市の病院まで遺体を運ぶ

ことになるらしいとのこと。

夜なので明日にならないと、ハッキリと

したことが分からない。

 

 

 

「うんうん。」と話を聞きながら、

警察が帰ったら何時でもいいから連絡して

ほしいと伝えて電話を切りました。

 

 

それからしばらくして、また携帯が鳴る。

今度は父の友人から。

 

 

「春香よ、父が亡くなったぞ。」

「うん、さっきお兄ちゃんから聞いたよ。」

「お前の実家に来たんやけど警察が来て入れん。

 お前の兄ちゃんに会って話すけん、お前は

 明日段取りつけて帰ってこいよ。」

「うん。おっちゃん、ありがとう。」

 

 

さて、どうしよう。

夫は早々に勤め先の社長に電話をして休む

段取りをしている。

 

分からないことはプロに聞くのが早いと思い、

葬儀関係の仕事をしている友達を頼る。

やっぱり地元の病院が受け入れるかどうか次第。

 

 

そうかそうかとカレンダーを見る。

通夜・葬儀になりそうな日の予定をキャンセル

して、子供たちにヒゲじいちゃんが亡くなった

こと、学校を休むことになることを告げ、

またカレンダーを眺める。

 

 

通夜・葬儀が終わるだろう日の数日後に

カウンセリングの予約が数件あったので、

腕組みをしながらカレンダーを眺める。

 

 

先のことは分からないけど、

カウンセリングが出来る状態だろうかと考える。

そんな私の様子を見ながら夫は、

「出来ると思うよ。」と言いました。

 

うーん。なんか違う。

迷うなら今は決めないでおこう。

 

 

そして2時間後くらいに兄から、

「警察が遺体を引き取って行った」と

連絡があり、あれやこれやと話して

兄も突然のことで疲れている様子でした。

「お疲れさんやったね、明日帰るね。」

と告げて電話を切る。

 

 

あれやこれや考えてもどうもしようがない。

今出来ることは、明日に備えて寝ること。

 

 

分かっていながらも、中々寝付けませんでした。

 

 

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父との対面① - 生きづらさを愛おしさへ

父との対面② - 生きづらさを愛おしさへ ~