生きづらさを愛おしさへ

聴く専門家・春香のブログ

父の葬儀③

◇父の葬儀③

 

 

愛しい皆さま、こんにちは。

カウンセラー春香です。

私についてはこちらをどうぞ。

 

 

連日の日記にお付き合いくださり、

ありがとうございます^^

父の葬儀編、今回で終わります。

 

父が亡くなった日  

父との対面①

父との対面②

父の通夜①父の謎解き最終章

父の通夜②あなたのやらかしが誰かを癒す⁉

父の葬儀①

父の葬儀②

 

 

火葬場に着くと、職員の方に案内され

火葬と骨上げの説明を受けます。

 

父の棺桶が運ばれてセッティングされてる

間に、兄が私に聞いてきました。

 

 

「一緒にスイッチ押す?」

 

 

この時、私は心の中で

【火葬スイッチは喪主が押すもの】という

思い込みがあったので衝撃を受けました。

 

 

私「え?いいの?二人で押していいの?」

兄「いいんやないかね?どうする?」

 

 

私「一緒にとどめを刺すのね?」

兄…のけぞって笑ってました^^

 

 

兄と横並びになり、ひとさし指も並べて

私の「せーの!」という掛け声で

スイッチを押し、火葬が終わるまで

待つことになりました。

 

骨上げが出来る状態になるまでの待ち時間が

異様に長く感じるのは私だけでしょうか。

 

f:id:surrender33:20210304164820j:plain

 

最後まで付き合ってくれた方たちに

コーヒーをふるまったりお菓子を配ったり。

 

日当たりが良すぎて暖かくて

眠たくなったり…。

つまらなそうな子供たちを夫と

眺めたり…。

誰かと近況報告をしあったり。

 

そんなこんなしている間に

父が骨になり(表現が思いつかない)

骨上げをするために集まります。

親族、同級生、友人たちの手によって

父の骨は骨壺の中に納まっていきます。

180㎝近くあった父が骨になると、

とても小さく感じたのですが、

そう感じたのは私だけでした。

 

 

葬儀関連の仕事をしている友人が言って

いたのですが、

火葬する前に思いがこみ上げる人と

火葬された後に思いがこみ上げる人に

別れるそうです。

(あくまで友人調べ)

 

私は火葬前タイプ。

姿形がある状態がもう二度と見ることが

出来ないからです。

 

 

無言の骨上げが終わり、 

兄がまた挨拶をし皆さんにお礼を伝え、

皆さんを見送り、ようやく終了です。

 

 

長いようで短い、

色んな感情やお話を聞かせてもらい、

沢山の人と言葉を交わした

穏やかな葬儀だったと思います。

恐らく父にとっては

物足りないだろうし

アイツが来てない!とか

言いかねないとも思います。

 

しょうがないのよ、コロナだし。

父から離れた人も居るだろうし。

皆、自由に選べるんだから。

 

 

それでも、一番言われた言葉は

「お父さんに助けてもらったんよ。」

「お父さんに良くしてもらったんよ。」

この言葉たちだったと思います。

 

 

 

 

とりあえず、父の葬儀編終わりです。

読んでいただき、ありがとうございました^^