生きづらさを愛おしさへ

聴く専門家・春香のブログ

優先順位

◇優先順位

 

 

愛しい皆さま、こんにちは。

カウンセラー春香です。

 

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今日から小中学生は給食開始です。

有難く、嬉しいかぎりです。

給食万歳ヽ(^o^)丿

 

 

優先順位って意識的に思っているものと

無意識化で思っているものがあります。

 

恋愛したい、彼が欲しいと常日頃口に

していても、実は仕事や趣味の優先順位より

恋愛のほうが下位にあったり。

何らかのブレーキを自分が踏んでいたり。

本当はそんなに求めていなかったり。

ということは、ありませんか?

 

 

 

 

私は長いこと優先順位第一位が親でした。

親=実家という感じです。

 

私が夫と結婚に向けて動きだすとき、

私は兄に相談しました。

「私が県外に嫁いだら実家の商売や実家は

 どうなるのか心配…。」

(と言いながら離れたい気持ちもある)

 

そんな私に、兄は

「実家を捨てるつもりで行けよ。」

と、言ってくれたんですね。

 

「商売も親がどうするか決めること。」

と、課題の分離も提示してくれました。

 

 

今の私からすると、ごもっともな意見と

思えるんですが、当時の私からしたら

”なんだか冷たい感じがする”

”そんな殺生な…”

”捨てるって言葉にザワつく…”

そんな受け止め方でした。

 

 

親を捨てる罪悪感。

(県外に嫁ぐから)

 

親の希望に応えられない罪悪感。

(地元で暮らして欲しいという親の希望)

 

自分だけ幸せになる罪悪感。

(難病の母、借金癖のある父を置いていく、

 私だけ実家の商売から抜ける)

 

 

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兄は『捨てる』と表現したけれど、

おそらく優先順位第一位を自分にするという

意味で言ったのかもしれないし、

実家に対して出来ること出来ないことの

線引きをするように、言ってくれたのかも

しれないなと今は思います。

 

『自分の人生』と『親の人生』を分ける。

 

依存的で過干渉な母と、

感受性が強く繊細な私は、

『お互いの感情』『お互いの生活』が

無意識に重なって癒着していたのに、

気づかないままお互い生きてたんですね。

 

 

思考では自分を第一位にしたくて

自分を幸せにするためにも夫との結婚を

選んだと思っていました。

 

でも、私の無意識(潜在意識)はそうじゃ

ない部分もあったんです。

小さな私はお母さんと一緒に居たかった

ようですが、私は全く気づきませんでした。

(未完了の思いがてんこ盛りだったんです)

 

 

思考が本音だと思って生きていたので。

頭と心がチグハグだったんですね。

 

 

自分が我慢しすぎ、

頑張りすぎにも気づかず、

思考優位で生きていく中で、

色んな出来事を通して、

『あれ?なんかおかしくない?』

『うまくいかない』と、感じることが

増えていき、心理学を知ることになりました。

 

 

仕事・子育て・夫婦関係・実家のこと

全てが私にとって『問題』でしたが、

自分を知っていくにつれ、少しずつ

『問題』と見えていたものが

『問題』と感じなくなったり、

『問題』と見えなくなっていきました。

 

 

時間をかけて優先順位を『親』から『私』に、今の家族、夫婦にシフトして

いったんです。罪悪感も一緒に。    

 

 

根本裕幸師匠のお弟子さん制度に参加すると

決めた時、夫が応援してくれると分かり、

改めて夫とのパートナーシップに

向き合い始めて良かったと思ったんですが、

 

 

お弟子さん制度受講中にお師匠が言われた

「パートナーシップは全ての傷を癒すことが

 できる。」

と、いう言葉を聞いた時、

 

 

『よし!』

と、改めて自分が選んできた行程をまるっと

肯定すことができたし、

『よし!』

と、思えたことで、自分が決めたという意識

もより強まったと感じました。

 

 

自分だけが幸せになる罪悪感を感じた時、

『まずは私から幸せになる』

と、何度も唱えては決め直し、

 自分で自分を満たすよう意識しました。

(難しい時は頼らせてもらう)

 

 

子供たちの幸せを願うとき、

見返りは無いので、その視点を自分に

向けるように意識したり。

(自分に向ける視点が厳しいので…)

 

 

人生の優先順位を意識しておくと、

親を見送った後の喪失感との付き合いにも

良い意味で影響があるのではないかと思います。

(あくまで私の喪失体験からの感想です)

 

中長期的な優先順位もあれば、

その瞬間だったり、その時どきで選ぶことも

ありますよね。

日に何回選択してるんだろうと思いますもん。

 

選ばざるを得なかったこともありますしね。

 

それでもそれを自分が選んだと思えると、

ちょっと自分が誇らしく思えたり、

そこまでした自分を労ろうと思えたり、

そこまで自分にさせたことに落ち込んだりも

しますが...どうしてそれが出来たのかを

考えると、自分の中の愛や大切な思いにも

気づけるかもしれません。

 

そして、それらを踏まえた上で、

これからどうしたいかを見ていく。

何度でも選び直せますからね。

 

 

それでは今日はこの辺で。

読んでいただき、ありがとうございました(@^^)/~~~