生きづらさを愛おしさへ

聴く専門家・春香のブログ

パートナーが不機嫌なときに私に出来ること①

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愛しい皆さま、こんにちは。

繊細で優しいあなたが今よりも自由に生きられるよう応援する春香です。

 

春の予感がしたかと思えば、春を通り越して初夏ですね。

 

***

 

ちょっと前に夫が猛烈に不機嫌だった時の話を書きますね。

 

夫が不機嫌になる理由は話を聞いていたので私も理解していたし、それぐらい一生懸命頑張ってるんだろうなと思っていました。

 

10数年ぶりに復帰した仕事、以前とは違う工法であること、新しいやり方を覚えることや、以前とは違い1人作業であること、工期が迫っていることなど…きっと夫の頭の中はやるべきことでいっぱいなんだろうなと思いながら私は見守っていました。

 

日に日に夫の不機嫌オーラが増し増しになっていきます。

 

ちなみに、夫と無意識に戦っていたとき(敵と見なしたり頼りない男認定していた時)は、仕事で不機嫌になる夫に対して私は、『仕事を家に持ち込むなよー』『機嫌悪いのイヤだなー』『グチグチ言うなよー(弱音吐くなよ)』『カッコ悪いなー』など、自分で認識できる意識ではそう思っていました。そして、夫に対して思っていたことがまんま自分を縛るルールにもなっていたという…ね。知らなかったよ( ;∀;)

 

不機嫌な夫を通して、モラハラ気味だった父に対して『私が悪い…?』と感じていたことを追体験していたようにも思います。

自分が【境界線の薄い繊細さん】ということも知らなかったので、他人の不機嫌にザワつきまくっていた頃です。

 

でも、今現在の私は、夫の猛烈な不機嫌をおいおい…と感じながらも、不機嫌になる理由も理解しているし、働くことが夫の愛情表現でもあることを知っているので、『夫は大丈夫だろうな』とも思っていたんですね。

 

そして私は、夫は夫の意思で【不機嫌な世界の住人】になっているとも思いました。一歩二歩引いた視点でね。

 

猛烈に不機嫌だったり怒っている人は、本当は助けてほしい人かもしれない。そんな思いも持ちながら。

 

この時点で私から動く気はなかったので夫を見守ってました。夫は夫で私に気を遣ってくれていたんだろうとも思います。子供の受験やら別の仕事が私に入っていたのでね。

 

1人で頑張り続けるのかな?助けを求めるのかな?

どちらを選ぶことも出来るし夫は夫のタイミングで動くだろうからと、変わらず見守っていましたら…

 

自立の男である夫がいよいよ切羽詰まってきたとき、ようやく『手伝ってほしい』と私に言ってくれたんですよ^^

 

私は夫のお願いを受け入れ、夫のために何が出来るか考えたんですけど。。。

 

『私が私であること以外に出来ることは無いな』と思いました。理由も根拠もなく、そう思ったんです。

 

なので、夫の仕事を手伝う期間、

◎自分に集中

◎自分を整え続ける

この2点に重きを置くことに決めました。

 

ド素人の私が出来る作業は限られている上に、夫はその作業を一通り私に説明しなくてはいけない上にちょいちょい確認しなくてはいけないので、夫は自分の作業を中断するたび次に何をするのかを忘れてブツブツ言いながら作業を進めます。

 

夫の表情や言葉に乗った感情やエネルギーを感じながらも、私は任された作業に集中します。

 

今、目の前のことと、自分の体感に集中しました。

 

体が強張ってきたら軽く体を伸ばし、喉が渇いたら水分補給、息苦しく感じたらマスクを外したり外に出て深呼吸、トイレに行きたくなったら行く、自分の好きな音楽をかける。

 

お昼ご飯も私が決める。これに対しても夫は『遠いのに行くの?』と苦虫を潰したような顔で言ったんですよね(笑)

 

近場でお昼ご飯を食べてすぐ作業に戻りたいから、夫はそう言ったと思うんですが、ちょっと何を言っているのか分からないぞ?私お腹空いてるんだぞ?くらいのテンションで『〇〇に行きたい』と伝えて連れて行ってもらいました^^

 

食べたいメニューを真剣に選び、食べることに集中すると美味しさが体中に染みわたってくるので、それをそのまま表現したり夫とシェアしあったりすると、夫は笑顔になったり帰りの車中では『旨かった~!』と気分良さそうでした。(でも私が思っていた以上にそのお店は遠かったです)

 

再び作業を開始して、変わらず目の前のことと自分の体感に集中します。

 

そして、私は自分が決めていた時間になると帰り、夫は夜まで作業を続け、帰宅しても不機嫌な苦虫くん。お疲れ気味の苦虫くんです。

 

まだ続きますが、今日はこの辺で。

読んでいただき、ありがとうございました(@^^)/~

 

 

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