◇演劇WSに参加してきました&肌から肌へ伝わるもの②◇
◇演劇WSに参加してきましたレポ&肌から肌へ伝わるもの②◇
愛しい皆さま、こんにちは。
カウンセラー春香です。
今日は先日参加させていただいた『今ここにいるあなたを感じる演劇ワークショップ』の感想を書きます。
2月11日、WSチラシ出来ました~^^
— Rinko Fujiwara (@mps_studio1) 2023年1月26日
11月、12月に東京で開催したWS(ほぼ全員カウンセラーさんのご参加という、なかなかな方にお集まりいただきました)から、更に一歩進めてまいりたいと思っています。
ご参加希望の方、DMでご連絡くださいませ! pic.twitter.com/Rl8WfZs1HU
Rinko Fujiwara on Twitter: "2月11日、WSチラシ出来ました~^^ 11月、12月に東京で開催したWS(ほぼ全員カウンセラーさんのご参加という、なかなかな方にお集まりいただきました)から、更に一歩進めてまいりたいと思っています。 ご参加希望の方、DMでご連絡くださいませ! https://t.co/Rl8WfZs1HU" / Twitter
私がココロの学びをしている根本裕幸師匠のお弟子カウンセラーの先輩である藤原琳子さん、斉藤豪さんご夫婦が大阪でWS開催されるとのことで、日帰り参加してきました^^お二人は芸能事務所をされています。
『演劇』と聞いて、何を思い浮かべますか?
私は台本を片手に動きながらセリフ回しをしている様子。なので、そういうことをするのかな?とか、演劇経験は全くないけど出来るかな?と、私は思っていました。
でも、上に貼ってあるTwitterを見ると
演技とはPretend(振りをする)ではなく
自分自身に徹底的に嘘をつかず、素の自分を知ること…
安全な空間(常識)の中での思考をやめて
あなたの感情に耳を澄ませてみませんか?
と、書かれているんです。目にした時に振りやなり切ることをしないことが演技ってどういうことなんだろう?と頭の中に???が増えていき、その状態ってどういう状態なんだろう?と、今度は好奇心の???が出てくる。
東京で開催された時に参加した方の感想を読んで、『2人1組』とか『見つめあって』とか『触れ合う』というワードを目にした時に、『えーーーー』という抵抗の声が出てきまして。女性に対する苦手意識(親密感の恐れ)がまだあるのでね、男性の方がやりやすいのかな?と思ったり。
でも、参加してその場に立つと意外にも抵抗は無く、私が想像していたものとも違い、演劇の経験が無いという不安も消え、静粛で揺らがない安心安全の場でした。
琳子さんによるピラティスから始まり、骨に意識を向けながら体を動かすことで緊張とか強張りとかが緩んだのも良かったです。(私の体は硬いので骨がきしんでましたけど)
で、何をしてきたかということを、私の言葉で表現するのなら
ただそこに居て
相手を感じながら
相手を知ろうとしながら
自分に潜る
自分を感じる
これを、相手が変わっても、することが変わっても、やり続ける。
すごくすごく静かな時間。自分以外の他人が居るのに居ない、言葉のない世界。
感覚を言葉にする難しさと葛藤しながら、書いていきます^^長いので瞬きしてくださーい。
***
相手と離れて向き合い、見つめ合い近づいていく。自分の体の反応を見ながら許せるところまで近づいていき手を取り合う。手を取り合ったまま床に腰を降ろし、手を使って相手の顔に触れていく。
イメージ図
目をつむったままなので、真っ暗です。何も見えない状態で相手に触れられ、相手に触れていく。最初に若い女優さんと組んだんですけど、リードしてもらいました。ツルツルモチモチしたお肌、ハッキリとそこにある鎖骨、長い髪、小さな顔、小さな耳、シャープな顎のライン、細い肩、長い首。
暗闇で感じていたのはピョンピョン。ピョンピョン?白くて綺麗で柔らかいけど柔らかいだけじゃないもの。細い体の骨から伝わってくるやる気。最後に見えたのは土からピョコンと顔を出す新芽。それを見た瞬間、私は嬉しくなる。
私が暗闇の中で、相手の体と触れ合うことで感じたものを書いてます。(そこに正解とか正しさは無いので。)
2人目は琳子さん。私からお願いしました。
向き合い見つめ合っている短い時間に、私の中の雄(男性性)が目覚める?スイッチが入る?感覚になったのは、琳子さんは琳子さんで自分に嘘をつかず隠そうとしないでそこに居てくれたから。
その琳子さんの様子が、怯えているような怖さを感じているような表情・目をしているように見えたり、女らしさ、オンナそのもの(雌?)、色気、妖艶さ、悲しさ、儚さ…。その様子を見つめていた私は男の目線です。
私は自他ともに認める女性性優位の人間なので、こんな短い時間で自分の男性性を感じたことに驚きつつ、琳子さんが琳子さんで在り続けようとする姿が、もう!まさに!女優さん!と騒ぐ自分も、またスー――っと流れて消えていきます。
琳子さんは演じようとしていないのに演じてるように見える…引き込まれる…惹きつけられる。
琳子さんとの時間は、することも変わり濃厚でした。でも、やっぱりプロの方にリードしてもらえる安心感は大きくて、ただただ静かに感じていきます。激しさと優しさと。
暗闇の中で手を伝って見えてきたように感じたのは、メラメラと燃える赤い炎、静かに太く大きく支えるように燃える青い炎、情熱のようなもの、暗い黒い闇、情、母性、紫色の何か…見えてくるように感じたものを「そうかぁ。そうかぁ。」と、淡々と受け入れていく感じ。
私が両手で琳子さんの首元に触れている時に、「生きていてくれてありがとう。」という言葉が湧いてきて。あれ?またこの言葉?という自分の反応もまたスーーーっと消えていき、後にまた湧いてきたけど、その後はもう出てこず。
終わった後に琳子さんにそのことを伝えると、「誰に言いたかったんだろう?もしくは、誰に言ってもらいたかった?」と、琳子さんに聞かれたんですが、体は知ってるんですね。
琳子さんの「誰に言ってもらいたかった?」の言葉に体が反応したんです。涙が滲む感覚。親ではないことは確かな感覚。でも、誰かは分からない。上がってこない。
最後に組んだのは、きなこちゃん。両手を広げて迎えに来てくれまして。
人間を性質別に大まかにグループ分けをするとしたら、私ときなこちゃんは同じグループに入ると感じているし、私にとって妹のように感じる存在です。
きなこちゃんと触れ合いながら感じるのは、安心感。同じような似たような波長。
何度か「私は誰に言ってもらいたかったんだろう?」という思考が出てきましたが、探そうとしなくていいんだ~という感覚(流れていくような?)になっては、スーーーっと消えて潜っていく。
思考が出てきたり意識が外に向くと、普段の生活では、意識的に手動で切り替えることをしないと内に入りづらいんですけど、この場では、力を使うことなくスーーーっと静かに内に入れるんですね。
暗闇の中で静かに感じていると、光が見えてきました。球状で白色と黄色が混ざったような柔らかくて温かな光。その光を見たときに、さっき琳子さんに聞かれた「誰に言ってもらいたかったんだろう?」に対する答えが分かったんです。
その瞬間、大きな許しと、ずっとずっと愛されていたことを体感し、左目からツーツーツーツーと4回涙が流れた後に、右目からも同じように4回流れました。
その光の存在は、私の姉妹。
会ったことも触れたこともない姉妹です。(生まれてこられなかった)
姉と、妹なのか弟なのか分からない子。
その子たちの分も、ちゃんと生きなきゃ!と、ちゃんと出来ないのにちゃんとちゃんとと生きてきた私も居るんですよね。
会いたかった、会えなくて寂しい思い、何もしてあげられなかった罪悪感。
(知らなかったしどうすることも出来ないことなのに、子供の私は罪の意識をどこかで感じていました。振り返れば、罪悪感。)
姉妹からの「生きていてくれてありがとう。」という言葉から、繋がりを感じられたこと。大きな許しを得た感覚と、ずっとずっと愛されていたという喜び、もっともっと幸せになるよと湧き上がってくる感謝で、私は癒され満たされていて、放心状態でもあります。
こうなるともう、何もできない状態です。
何もしようとせず、ただただきなこちゃんに委ねる。任せる。触れ合っている温かさがただただ気持ちがいい。
多分、きなこちゃんはきなこちゃんで気持ち良くなっている。(と感じた。)
気持ちいいは最強なのです。気持ちいいに身を委ねて感じるだけでした。
別々の人間がくっついてるだけ。それぞれに何かしらを感じているだけ。なのに、一つになっている感覚、境目の無い感じ。私はあなたで、あなたは私。アメーバの中に2人が居るような。私たちがアメーバなのか。
分からないまま、気持ち良さや安心感を感じる。
そんなこんなで、初めての経験ばかりでしたが、あっという間の2時間半でした。
なんというか、潜れる深さと静粛さと、『今』と『わたし』の連続が凄かったです。
斉藤さんが言葉で誘導される様子が、後半部分で「あれ?根本師匠?」と感じて目を開けて見たい衝動にかられた瞬間があったんですけど、それもまた静かに流れて消えてスーーーっと内側に向いていきました。
ちょっとでもズレが生じたり外をを向く(思考が働く)と、静かに切り替えられる(思考が止まる)ことをずっと感じられたので、どうやってこういった空間づくりをされているのかとか、どこに繋がったまま進められていたのかとか、後になって知りたいことも出てきています^^(次はジャージで参加だとか。総あたり戦したらどうなっちゃうんだろうとか。)
斉藤さん、琳子さん、俳優の皆さん。
安心安全の場で初めての体験をさせていただき、ありがとうございました。今もまだ余韻が残っています。
そして参加した同期(3期)の仲間と同士の方。
皆が居てくれるという安心感も大きかったです。ありがとう。
(左からゆか姐、よしの、いなこ、めぐ、わたし)
通常ペースに戻るにはもう少し時間がかかりそうです^^
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。