生きづらさを愛おしさへ

聴く専門家・春香のブログ

義母の誕生日を忘れていました。

◇義母の誕生日を忘れていました◇

 

 

 

愛しい皆さま、こんにちは。

カウンセラー春香です。

 

 

先日、目覚めてすぐ半分寝ているような状態の時に、『あ…今日は兄の誕生日だ…LINEしよ…。』となった次の瞬間にですね、『ん~…なにか忘れてる…忘れてる気がする…。』という感覚になり、その次の瞬間。。。

 

はっ!!!!!

義母さんの!!!!!

義母さんの誕生日忘れてた!!!!!

2日過ぎてる!!!!!

と、いうことに気づいたポンコツ嫁です。

 

ちなみに、私は過去にも1回やらかしております。

父が亡くなってすぐか、長女か長男の受験時の義母さんの誕生日だったかと。

 

あなたが、義母さんの誕生日を忘れていたらどんな気持ちになりますか?

 

私は…『あ~やっちゃったな~。』という残念な、反省するような気持ちや、義母さんを悲しませてしまったかも…という罪悪感を感じたんです。

 

でも、すぐに『遅れてしまったけどおめでとう!ってお花を持って行こう。』と、決めました。

 

お花が好きな義母さんに喜んでもらいたいという、愛からの動機で行動しようと思ったので。

 

罪悪感のまま行動していたら、自分を責めまくったまま、おめでとうの気持ちよりも申し訳ない気持ちの方が強いまま、負の感情でお花がしおれてしまうかもしれません。

 

夫にも忘れてた報告をしたんですけど、夫は多分、義母さんの誕生日を覚えてない。私のうっかりにもイラついたり、ネチネチ言うことも無く、「ぼくちんのママンになんて失礼な!」と、怒ることもなく、笑ってる。

 

兄には、「おめでとうを伝える順番を間違えるな笑」とLINEで突っ込まれ、お花屋さんでは、「義母さんの?誕生日を忘れる?義理の方はいかんで~。」と、驚かれまして。そりゃ、そうだよね~普通はきっとそうなんだろうな~と私は思いながらも、罪悪感は感じませんでした。

 

ここでも、罪悪感のままだったら、お花屋さんに実はね…という話もできなかったり、話しをしても、お花屋さんを使って自分を責めるという展開になったかもしれません。

 

 



思い起こせば、義母さん(お母さん)と呼ぶようになって19年でしょうか。

 

愛情深く依存的で過干渉な母親から逃れられたと思ったら、嫁ぎ先には愛情深く世話好きでちょっと過保護な義母さんが居まして。

 

自分の感情を抑え込んで生きていたことなど知らない私は、『嫁としての私』を一番下にして、無意識に実母の嫁としての在り方を真似していたり、義母にも夫にも喜んでもらいたい、期待に応えたい思いがありつつも、なぜか、やればやるほどにしんどくなっていったんですよね。

 

そして、(心が伴わない)与える行動は出来ていても心は傷だらけなので、受け取ることも形だけでしか出来ないので、感謝も「しなきゃ」という義務感、良くしてもらってるからお返ししなきゃという受取拒否、そういう状態に自分がなっていることも当時の私は知らないので、わけの分からない苦しさがずっとあったんです。

 

良い嫁になろうと頑張っていたけれど、良い嫁になろうと、嫁とはこうあるべきだろうとやっていたことを止めていっても、大丈夫だったんです。

 

やってもやらなくても、何も変わらなかった。相変わらず義母さんはあれやこれやと何かしらしてくれるんですね。

 

良いことも、やられたらやり返したい私だったんですが、義母さんを観察しながら、義母さんは与えたくてたまらない人なのかもしれないと思ったんです👀だったら、私が受け取る側に回ったら、受け取ることで義母さんを喜ばせてあげられるのかも…。

 

その辺から、徐々に受け取ることを強化していきました。居心地悪いんですよ、受け取るだけって。何もしていないような罪悪感とか無力感のようなものを感じるし、その感覚が気持ち悪いし、頭の中でエゴの声もうるさい。

 

「お返ししなくてもいいの?」

「嫁としてどうなの?」

「受け取ってありがとうだけでいいの?」

「あれだけ続けていたこと止めたらどうなるの?」

「なんて思われる?」

 

もう、本当に頭の中がうるさい。それでも、少しずつ少しずつ慣らしていきました。

 

今は、義母さんが何かしらしてくれるたびに、素直に感謝するようになりました。

 

私や夫、子供たちに何かすることが義母さんの元気に繋がるかもしれないし、義母さんがしてくれることに対して、私たちが喜ぶ姿が、義母さんの罪悪感の癒しになるかもしれない。

 

そんなこんなで、義母さんの好きな黄色い花で作ってもらった花束を「遅れてごめんなさい。お誕生日おめでとうございます。」と、渡したら、義母さんは涙ぐみながら「ま~~~受け取らせてもらっていいの~~??」と、喜んで受け取ってくれました。

 

良かった^^

 

失敗したり間違えたり、忘れちゃったりすることもありますが、必要以上に自分を責めることはしなくてもいいんですよね。(とは言っても罪悪感を感じやすい人には難しく感じるかもしれません)

 

罪悪感を感じやすいのにも理由があります。

罪悪感の量は、愛情の量と比例します。

愛が強いほど、罪悪感も強く感じるんです。

 

愛情深い人ほど、感じやすいもの。

そうか~私って愛情深いんだぁって、自分のこと受け入れてあげてください。

 

これもまた、抵抗が出てきてもしょうがないんです。しょうがないの。そういうもの。それでいいんです。それが今の自分なんです。ただ、そうなだけ。

 

あらゆるものを使って、自分を責めないでくださいね。ね?

 

 

そうそう、義母さんも結構なうっかりさんなんですよ^^

そして、義母さんは自分のうっかり具合をオープンにしてくれるので、義母さんのその在り方から学ばせてもらっていることも多いです。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

読んでいただき、ありがとうございました💛

 

 

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