生きづらさを愛おしさへ

聴く専門家・春香のブログ

お悩み相談・ココロノマルシェ【亡くなった母のこと】

 

◇お悩み相談・ココロノマルシェ

【亡くなった母のこと】

 

 

頑張り屋さんの愛しい皆さま、こんにちは。

カウンセラー春香です。

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ココロノマルシェに寄せられたお悩み相談

にお答えしました。

  

ココロノマルシェは根本裕幸師匠のブログ

内にある、無料オンラインお悩み相談

コーナーです。

お弟子仲間の皆さんがお悩みに答えてくれ

ますので、興味が湧いた方は覗いてみて

くださいね^^

 

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亡くなった母のこと 
2020年6月27日/ふみさん
母子家庭で育ち、人生を共に暮らした母がなくなり、

喧嘩したこと、最後に助けられなかったことで毎日悔やんでいます。

根本先生の本を読み、罪悪感の固まりの自分に気がつきました。

どのように自分の気持ちを持っていけばよいのか、

母がなくなり私も存在価値がなくなった感覚に襲われます。

御指導頂ければ幸いです。

cocoro-marche.com

 

ふみさん、お悩みを寄せていただいたのが

今から半年前になりますが、その後、

いかがお過ごしでしょうか。

 

母親が亡くなると、自分の肉体はあって

自分は生きているのに、何かが欠けたよう

な感覚になりませんか?

 

私は2年前に母が亡くなりましたが、

なんとも表現しづらい感覚と

悲しみ・怒り・悔しさ・寂しさを毎日

感じながら、こんなに人間って泣けるもの

なんだなと感じるほど毎日泣きましたし、

後悔や罪悪感に呑み込まれたり、

無気力にもなりました。

 

人間は大切な人を失ったとき、

以下の感情を感じやすくなります。

 

悲しみ・罪悪感・後悔・傷つき・不安

怒り・寂しさ・空虚感・感情麻痺・自責

怒りやすくなる・何も考えたくない

なんともないと思おうとする・眠れない

人と会いたくない・イライラする

落ち込む・疲れやすい・体調が優れない

ハイテンションになる・ぼんやりする

笑えない・寝てばかりいる・元気が出ない

一人になりたい

 

人によって感じやすいものはそれぞれ

だと思います。私はほぼ全部あったと

ように思います。

 

ふみさんも色んな感情が湧いてきては、

思考でどうにかしようと

したりすることがあるのではないでしょうか。

 

今の状態をどうにかしたいお気持ちも

あって当然だとも思います。

日々揺れ動くので戸惑いますよね。

揺れ動く時期ですから、ふみさんだけ

ではないですからね。

 

感じているものを無理やり抑え込む

ことは、今後にも響く可能性が高いので

止めておいていただきたいのと、

喪失感による悲しみは大きいので、

時間と助けが必要かもしれません。

ふみさん一人では厳しいと感じられたら

無理せず友人・知人、カウンセラー・

セラピスト等を頼って下さいね。

 

 

ふみさんはお母さんと母子家庭だったとの

ことなので、お母さんとの繋がりが人一倍

濃かったのではないかと思います。

 

人生を共にした母と書かれています。

ふみさんとお母さんが歩まれてきた人生が

どのようなものだったのかお聞きしたいな

と思いました。

 

ふみさんとお母さんの思い出。

楽しい時間、悲しい出来事、

腹の立つ思い出、悔しかったこと

嬉しかったこと、いっぱいあると思います。

 

ふみさんにとって、お母さんは

どんなお母さんでしたか?

 

お母さんにしてもらって嬉しかったことは

どんなことですか?

その時、ふみさんは何を感じましたか?

 

また、お母さんに一番腹が立ったのは、

どんな時でしたか?

その時、ふみさんが怒りを感じたのは

なぜでしょう?

 

じっくりお話を伺ってみたいなと思いました。

 

 

喧嘩したこと、最後に助けられなかったこと

を悔やまれているんですね。

罪悪感の塊だとも書かれています。

 

喧嘩の内容が分からないのですが、

母と娘ですもん、喧嘩はしますよね。

 

距離が近ければ近いほど、

正しさや価値観の押し付けや、コントロール

したいという欲求が湧いてきます。

母と娘でも、全く違う人間ということを

忘れて、ただ違うだけなのに、

その違いを正そうとしたり、ジャッジしたり

違いを不安に感じて心配したり。

 

本当はそれだけ、相手を想っているんですよね。

本当はそれだけ、お互いの幸せを願っている。

 

人生を共にしたと表現されたのは、

お母さんの娘としてだけでなく、

お母さんのパートナーの代役、

お母さんのお母さん代わり、

お母さんの同性の友達としての役割等も

ふみさんはされてきたのではないでしょうか。

 

お母さんはお母さんだけでなく、

ふみさんのお父さん役や

ふみさんの同性の人生の先輩でもあったと

思います。

 

ふみさんとお母さんの二人で力を

合わせて共に歩んでこられたんでしょう。

同士のような一面もあったのかとも思います。

 

罪悪感があるのは、それだけふみさんが

愛情深い証でもあります。

ずっと見てこられたんですよね、お母さんが

頑張ってる姿を。

きっと、ふみさんに出来ることを子供の頃

からされてきたのではないかと思います。

 

お母さんが女手一つで頑張ってこられた

のは、ふみさんの存在があったからこそ

だと思います。

 

お母さんの愛情表現がどういったものか

私には分かりません。

また、ふみさんが欲しかった愛情表現と

お母さんが与えてくれた愛情表現が同じ

かどうかも分かりません。

 

でも、私からふみさんにお伝えしたい

ことがあります。

 

母親にとって娘は特別な存在です。

同じ性ということもあり、

無意識に母親は娘に自分を重ねます。

その分、過干渉になりやすいこともあります。

 

それでも、やっぱり娘は特別なんです。

 

喧嘩しようがぶつかり合おうが

それでも娘は特別です。

言い切れるのは私に娘が居るからです。

 

 

娘は特別で、大切で、可愛い。

喧嘩しても腹が立っても、可愛いんです。

 

 

ふみさんが助けられなかったと

思っていても、ふみさんが気づかない

ところで、お母さんはふみさんの存在に

助けられ癒されてきただろうと思います。

 

ふみさんがお母さんを見て育ったように、

お母さんもまた、ふみさんが生まれた日から

ふみさんを見ながら沢山の幸せや、ふみさんを育てながらの新発見や、ふみさんを通して、ふみさんと過ごす日々の中で、色んな感情を感じながら過ごされたと思います。

 

 

 

ふみさんにとっても、お母さんとは

そういう存在なのではないでしょうか。

大好きで時に大嫌いで大切で特別な人。

 

大切で特別な人に対して

何を願いますか?

 

その人の幸せを願いませんか?

 

お母さんもふみさんも

同じ願いを持っていると思うんです。

 

 

ただね、上手に表現が出来ないと

悔やみがちになるとは思います。

自分の本音に自分が気付いていないと

伝えることも出来ませんから。

私も母も感情が先走って上手に伝え合えて

いませんでしたが、心理学を通して

母亡き後にも気づくことが沢山ありました。

 

 

 

ふみさん、悲しみが癒えるのには

時間も必要です。

感情は揺れ動くものでもあり、

感じるのが時に辛く怖く感じることも

あります。思考的に生きてきた人なら尚更

戸惑いや不安も感じるかもしれません。

でも、それでいいんです。

どんなふみさんも、ふみさんですからね。

色んなふみさんが居ていいんですよ。

 

 

ふみさんの感じているものや気持ち、

今のこと、お体も大切になさってください。

 

 

ご相談いただき、ありがとうございました。

 

 

 最後まで読んでいただき、

ありがとうございました(@^^)/~~~