◇お悩み相談:ココロのマルシェ【親密感の恐れの強すぎる私】◇
愛しい皆さま、こんにちは。
”いつも自分を後回しにしてきた優しいあなたを応援する”カウンセラー春香です。
今日はココロのマルシェのお悩み相談にお答えします。
~ココロのマルシェ ~
根本裕幸氏のお弟子さん制度を卒業
したカウンセラーがお悩みにお答えします。
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親密感の恐れの強すぎる私
~マサキさんからのご相談~
恋愛でうまく行ったことがありません。
同性もですが、特に意識した異性に近づくのがものすごく怖いです。
性体験も少なく、30のときこのままじゃいけない…という気持ちで無理にした経験しかありません。
親密感の恐れが強い状態なのだと思います。
人と仲良くなると私のニーズがものすごく強く出てきます。とくにLINEやメッセージで連絡してるときが顕著です。
これは抑えよう、と思っていると抑えたほうがいいニーズとむしろ見せてしまっていい自分の弱みの区別がつかなくなって、いつのまにか犠牲していて連絡するのが辛くなって、弱みを見せようとしても試しになってしまって。
それでも頑張って連絡してると向こうから返事が来なくなってそのまま…というパターンを10年以上やっています。この頃にはだいたい季節の変わり目やうまくいかない辛さで不眠状態になっています。
母は過干渉のヒステリックで条件付きの愛タイプでした。
父は不器用で対人関係がうまくできないタイプ。子どもの意志を無視して決めちゃうタイプです。妹は感情を言葉にするのが苦手で、20年ほど引きこもっています。
私の望む形を愛をくれた家族はいませんでした。
けれど、大人になった今、家族の立場を考えて、少しずつ許せてきてはいます。
10代の頃に家族を支えようと頑張りすぎたのはあると思います。
20代の頃も孤独な極貧生活続けてきました。自覚以上に傷ついてきたのだと思います。
私に振り向いてくれる人はいない、私が愛して喜ぶ人はいないって心の傷が開くのだと思います。
「自分は異性を愛せない、大切にできない」と信じてしまっている。
「異性を幸せにできない人間に嫌悪感が強くて、自分もその一人だって呪いをかけてるのでは」とも言われました。
自分の価値を受け取るワークで「他人のために犠牲できるくらいだから、きっと私は心優しい人間なのだろう」「とても愛したい人間なのだろう」と思いました。
それが間違いだとは思いません。けれど、やはり前述のパターンから抜け出せません。
与える・受け取るも上手にできません。過去の傷を癒そうにも、何をどう癒やせばいいのかわからなくて。
深く愛したい。愛する喜びがほしい。さみしい。深く愛してほしい。幸せになりたい。なのに、愛してあげられない。自分自身も好きな人も。
仕事や友人関係では自分を大事にでき始めています。けれど、恋愛ではまだ全然大事にできないようです。
みなさんは、こんなクライアントがいたらどんなアドバイスをされますか?
マサキさん、ご相談を寄せていただきありがとうございます。
春香からの回答を書かせていただきますね。
意識した異性に近づくのって、ドキドキ緊張したり、どう思われるかに意識がいきすぎたりして不自然な自分になって普段より疲れたり、後で落ち込んだりすることがありますよね。(私の体験談です^^)
全体を通して私が感じたのは、マサキさんは『このままじゃいけない』という思いが行動動機になってらっしゃるのかな?ということです。不安や恐れからの行動が多くなってはいないでしょうか。
このままじゃいけないという思いから、無理にした性体験。(合ってるでしょうか?)
LINEやメッセージでのやり取りの最中に感じるご自分のニーズや欲求。そのニーズや欲求に対してもこのままじゃいけないと抑え込もうとして、悪循環になってしまうこと。
そして、このままじゃいけないと頑張って連絡してると向こうから連絡がこなくなるというパターンになってらっしゃるんですね。
マサキさんは、きっと家族の様子を見ながら『このままじゃいけない』と早くから自立をされてきたのだと思います。
10代の多感な時期に家族を支えようと頑張ってこられたんですよね。
マサキさんは、家族を守りたい気持ちが人一倍強いのではないでしょうか。
20代で孤独な極貧生活を送られたと書かれていますが、どうしてそのような状況になってしまわれたのかな?と、私は気になりました。
ご両親の愛情表現は子供からすると、分かりづらい愛情表現だったのかもしれません。そのため、マサキさんがお母さんの顔色を伺ったり、認められるために頑張ったり、お父さんの意見に従うしかなかったことや、マサキさんの気持ちを汲んでもらえなかったという経験をされたのではないでしょうか。(違っていたらすみません。)
望む形の愛を貰えなかったのは、辛い体験だったと思います。押し込んだり抑え込んだ感情が沢山あるのではないでしょうか。
妹さんが20年ほど引きこもられていることからも、『怒り』の感情が強いのだろうと私は感じました。
マサキさんは、【大人になった今、家族の立場を考えて、少しずつ許せてきてはいます。】と書かれていますが、ご自分の『怒り』を吐き出してこられたでしょうか?
家族の立場とか関係なく、ご自分の気持ちを優先して『怒り』を吐き出したり書き出したりしてこられましたか?
(もうされていてご両親がどうしてあのような言動をしてきたのかを理解されていたり、ご両親に感謝することが増えていたり、あんなに頑張れたご自分のことを褒めたり認めてたり労うことが出来てらっしゃるのなら、大丈夫だと思います。)
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マサキさんが望む『愛の形』とは、どういったものなのでしょうか?
書き出してみて下さい。
そして、出来ることからでいいので、マサキさんがマサキさんにその『愛の形』を与えていってあげてください。
また、甘えたい気持ちや素直に表現することを我慢したあの頃の自分に言葉をかけるとしたら、どのような言葉をかけてあげますか?
あの頃の自分を思い出しイメージしながら、今のマサキさんがあの頃のマサキさんに言葉をかけてあげてみてくださいね。
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私も、マサキさんは心の優しい愛情深い方だと感じています。
そして、自分の幸せを諦めない人だとも感じました。
マサキさんが『こんなクライアントがいたらどんなアドバイスをされますか?』と書かれていらっしゃるので、私がお伝えしたいことを。。。
仕事や友人関係ではご自分を大事にすることが出来始めていると書かれているので、これからも続けて習慣化されていくと良いと思います^^
このままじゃいけない…と感じる時、このままの私・今の私を見てあげて寄り添ってあげてほしいです。
現状否定からどうにかしようとせず、『このまま』にOKを出すことを私は提案します。
あと、マサキさんは考え続けてしまうことでエネルギーを消耗してしまわれるように感じたので、思考を緩めることをお勧めします。
マサキさんが気持ちいいと感じること、感じる場所、心地よい人。
マサキさんが嬉しくなること。
マサキさんが笑顔になること。
それらをマサキさんがマサキさんに与えてあげてください。
マサキさんが笑顔になることで、誰かを笑顔にすることが出来ます。
楽しそうな人や幸せそうな人を見ると、こちらも笑顔になりませんか?
マサキさん、応援しています^^
読んでいただき、ありがとうございました。