愛しい皆さま、こんにちは。
話を聴く専門家の春香です。
今週ずっと雨で、洗濯物が乾きにくい。
お日様が恋しい。
お日様を浴びたい。
子供のお迎えまで時間があるので、ふらっと温泉に行った私です。
体の芯から温まると要らぬ思考も出てきにくいので、お勧めです。
温泉の中で、とあるおばあさんが目に入り気になったのは、そのおばあさんが足が悪そうに見えたからで。
大丈夫かな?と思いつつも様子を見ていると、おばあさんはご自分で工夫しながら温泉を楽しまれているように感じられたので、要らぬ心配は不要だなと、大丈夫だなと、私は私で楽しもうと切り替えたんですね。
しっかり満喫したので脱衣所にて髪を乾かしていると、背中をツンツンされ振り返るとさっき気になったおばあさんが居ました。
「どうしたんですか?」と、尋ねる前に
おばあさんは扇風機を指さして自分の身体を抱えるように震えるジェスチャーをしながら「扇風機が寒いんや。」と、言われたので
「扇風機、止めますね。」と私は言いながら、カチッと扇風機を止めました。
おばあさんは小柄で足が悪いのもあり、扇風機のスイッチに手が届かなかったんです。
「ありがとう。」と、伝えてくれたおばあさんの笑顔が可愛くてですね、私もつられて笑顔になりました。
おばあさんが喜んでくれたことが、私も純粋に嬉しかったから。
おばあさんは着替えを終えた後に、ご自分のカートを押しながら私のところにやって来て、カートの中からみかんをくれました。
まさか、脱衣所でみかんを貰うなんて。
おばあさんからのお礼の品のようです。
私も笑顔で「ありがとうございます。いただきます。」と、伝えました。
口の中が甘酸っぱい感覚を求めていたので、おばあさんの傍に座り、その場でみかんをいただきました。
ジューシーで甘酸っぱくて、水水しくてペロリです。
どうやら、おばあさんが植えたみかんらしい。
見た目はイマイチでも中身は美味しいんや~と笑いながら言うおばあさん。
美味しかったよ。ごちそうさまでした^^
この時間の空気感(非言語)が気持ちよかったので、皆さんにも感じてもらえたら嬉しいです。
それでは、今日はこの辺で。
来てくれて、ありがとう。