生きづらさを愛おしさへ

聴く専門家・春香のブログ

grace

 

愛しい皆さま、こんにちは。

カウンセラー春香です。

 

 

突然ですけど、藤井風くんの『grace』という曲を知っていますか。

 

耳で聴きながら散歩はしていたんですけど、数日前に半身浴をしながら、YouTubeで『grace』のMVを観ることにしました。

そしたらね、歌詞が歌と同時に表示されていたんです。

 

耳だけでなんとなく聴いていた時とは違い、歌詞と映像と歌声の3つを視覚・聴覚・体感(感覚)を使いながら観ていたらですね、突然肚の底からある言葉がこみ上げてきたんです。

 

ありがとう 

ありがとう 

ありがとう

 

こういう時って何に対して言ってるのかと思考が動き出すんですけど、もう湧き上がる感謝をそのままに感じていました。すると涙も溢れ出てきたんですが、涙もそのままに流しっぱなしです。

 

数分の曲の間、湧き上がる「ありがとう」と溢れ出る涙をただそのままに感じました。

不思議な時間。

 

藤井風くんのことはよく知らないけれど、素晴らしい曲だなと思い書きたいと思って書いています。

 

そもそも『grace』ってどういう意味なんだろう?

と、いうことで英辞郎on the webで調べてみました。

grace

  1. 〔形や動きなどの〕優雅さ、優美さ
  2. 〔文体などの〕上品さ、美しさ
  3. 〔人の性質や態度の〕品位、品格、礼儀正しさ、洗練された様子
  4. 〔人の心の〕寛大さ、優しさ、柔軟性
  5. 《金融》猶予期間◆【同】grace period
  6. キリスト教》恩寵、神の愛
  7. キリスト教》恩寵を受けていること◆罪から解放された状態を指す。
  8. 《Grace》《ギリシャ神話》グレイス、グレース、美の女神(たち)◆Aglaia (Brilliance)、Euphrosyne (Joy)、Thalia (Bloom)の各女神。父はゼウス(Zeus)。
  9. 《Grace》〔侯爵(夫人)と大司教への呼びかけ語の〕閣下(夫人)◆【用法】Your Grace, His Grace, Her Graceとして用いる。
  10. 《音楽》装飾音◆【同】grace note

他にも「祈り」「思いやり」などの意味もあるそうです。

 

この『grace』の歌詞がね、深くて優しい。

心理学にも精神世界にも通ずるような歌詞。

 

~一部抜粋~

 

助けて神様 

私の中にいるなら

二度とこの場所を離れないで

だけど去るのはいつも私だった

あなたはいつも側にいてくれた

ただいま朝日 おかえり夕日

やっと共に廻り始める

あたしに会えてよかった

やっと自由になった

~~~

あなたはわたし わたしはあなた

みんな同じと気づいた時から

僕らはみな等しく光ってる

何ができるかな

愛に従うのならば

出来ないことなど何もないさ

 

外の世界にずっと探してた

真実はいつもこの胸の中

待たせてごめん いつもありがと

会いに行くよ 一つになろう

~~~

何があろうとも全てあなたのgrace

何があろうとも全てあたしのgrace

 

この歌詞に出てくる「神様」はハイヤーセルフでもあるだろうし、「インナーチャイルド」でもあてはまるだろうし、「女性性」でもあてはまると私は感じたんですよね。

 

自分の内側にあるのに目を背けて離れたけれど、いつも側にいてくれたもう1人の自分。いつも見守ってくれていたもう1人の自分。

 

そんな自分が居たことを認め受け入れたことで、自分と自分が仲直りする。

 

「あなたはわたし、わたしはあなた」

大きな集合無意識で私たちは皆つながっていること。

嫌いな人は自分が嫌っている自分。(自分を見せてくれている)

憧れのあの人が持つ要素は自分の中にもあること。(自分にあるものしか見れないから)

人は同じ感情で繋がることがあること。(共感・共鳴)

自分の内側の状況が現実に反映されること。(夫婦は鏡・パートナーシップ)

 

「僕らはみんな等しく光ってる」

常識や世間体、自分自身のものではない価値観、何らかのジャッジや思い込み・優劣というものを見ていくと、それらによって自分のフィルターが曇っていることに気づいたり、それぞれの良さがあることや存在そのものに価値があることに気づいていきます。

 

「外の世界にずっと探してた 真実はいつも胸の中」

自分には無いから外側から足そう足そうとしたり、他の誰かになろうとしたり、「無い」「無い」と探し続けてきたけれど、本当はずっと自分の中にあった。

自分が感じたこと思ったことが自分にとっての真実。

 

「待たせてごめん いつもありがと」

「会いに行くよ 一つになろう」

ずっと気づかなかった、見てみぬふりしてきた内なる自分(大いなる自分)に気づいて謝りたい気持ちと、ずっと傍にいてくれたことへの感謝。

もう離れ離れは嫌だから会いに行くから一緒にいよう。

分離から統合へ。

 

「何があろうとも全てあなたのgrace」

「何があろうとも全てあたしのgrace」

何があっても何が起きようともプロセス(過程)は完璧で恩恵もある。

そのままのあなた(あたし)で完璧で優雅で美しい。だから大丈夫。

 

 

私の感じたことを書いてます^^

あなたが感じたことが大切です。

 あなたは何を感じるでしょうか。

 

よかったら観て聴いて感じてみてください。

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