生きづらさを愛おしさへ

聴く専門家・春香のブログ

久しぶりに映画を見たら深かった件

こんにちは、カウンセラー見習の春香です。

感動する映画が見たいと思い、何気なく選んだ映画は.............

「男が女を愛するとき」

 

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あらすじ(Wikipediaより)

シングルマザーの教師アリスはパイロットのマイケルと再婚、まもなく彼との間に娘ケイシーが生まれ、先夫との娘ジェスも含めた4人での生活が始まった。しかし、マイケルはパイロットという仕事柄、家を留守にしがちなため、やがてアリスは酒で孤独を紛らわせるようになる。そしてついには、日常生活も困難な程の重度のアルコール依存症になってしまう。
事の重大さに気づいたマイケルは、アルコール依存症を克服させるため、アリスを療養所に入院させる。アリスは辛い禁断症状を克服して順調に回復、やがて退院を果たした。しかし、マイケルはアリスを気遣い過ぎるあまり、逆にアリスを追い詰めていき、マイケルもまた、家庭や子供の事を負担するうちに、自身も追い詰められていく。
ある日、2人は大喧嘩になり、とうとうマイケルは家を出て行ってしまう。数日後、2人が雇っている家政婦のエイミーが子供を出産、病院にお祝いに駆けつけたマイケルとアリスは偶然再会する。アリスは数日後に行われる講演会でアルコール依存症を克服した経験を話すので来て欲しいとの思いを伝えるが、マイケルはデンバーへの転勤が決まっていたため、失意のアリスは立ち去る。
講演会の日、アリスは自分が依存症に苦しみ、家族に辛い思いをさせた事、マイケルに対し自分が心の扉を閉じてしまった事を後悔している事などを正直に語る。アリスがスピーチを終えると、彼女の前にマイケルが現れた。マイケルは、自分もアリスの話をきちんと聞かなかったことを反省していると話す。そして2人は固く抱き合い、長いキスをして、お互いに愛し合っていることを再確認するのだった。

 

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昔、観たことがある映画なのに、内容も忘れていたという…。

 

今回、ストーリー全般に感動して泣きました。

特に心を惹かれたのは、幼い長女ジェス。

ママにぶたれて一人でぬいぐるみを抱きながら「いい子ね。」と言い、ぬいぐるみにキスをして泣き、ママがシャワールームで倒れたら、メモを頼りに義理の父マイケルに連絡するジェス。

妹に「アル中ってなに?」と聞かれ、ジェスは「ママみたいな人。」と答える。

続けて「家族に隠れてこっそりお酒を飲むの。悲しみにくれるの。そして一人で泣くのよ。」と言うジェス。

ママが施設に入院している時、朝早く起きキッチンをめちゃくちゃにしながら、朝ご飯を作り、「子供って本当に大変。」と言い、妹の髪形をお洒落に決めるジェス。

そんなジェスはおそらく小学生低学年ぐらい。

そして、血の繋がっていない義理の父であるマイケルが転勤のため、別れの挨拶をジェスにするシーン。「本当のお父さん以上にお前のことを愛してる。でも上手に愛せなくてごめん。」これにジェスは「私もよ。」と答えた。

ひたむきな子供の愛に心を打たれました。ママをよく見てるなって。

ジェスは間違いなく武闘派女子・・・・。

 

依存症で苦しむアリスは母親のことを嫌っているところや、夫に弱みをみせられない、孤独と不安を感じながらもお酒でまぎらわすところ、夫に尽くされれば尽くされるほどイライラが募ったり、苦しくなるところ。

今、私が勉強していることと繋がってるなと思いました。

 

アリス(依存症当事者)が仕方なく子守りを母親に頼むとき、ジェスは必ず嫌がるんですね。理由は「祖母はママの悪口を言うから。」だそう。

ママが帰宅したら、ジェスがすぐに祖父母の荷物を玄関外に置くのが印象的でした。

 

以上、鑑賞レポでした。

読んでいただき、ありがとうございました。