生きづらさを愛おしさへ

聴く専門家・春香のブログ

あの子の大切なもの

こんにちは、カウンセラー見習の春香です。

今日はこちらは30度を超える模様。

夏の気配がジリジリと感じられます。

 

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さて、今日はあの子の大切なもの。

あの子とは、次男です。小学3年生。

 

2歳頃から愛用しているタオルケット。

そのタオルケットは、新婚時代に購入したもので二枚組、次男が愛用し始めた時には

すでに8年選手。大人用だから幼児には大きい。

 

朝起きて、2階の寝室から1階に降りる時もWITH タオルケット。

夜寝るとき、2階に上がる時もWITHタオルケット。

 

年少さんから保育園に入園したんですが、お昼寝布団が要るんですね。

次男は「タオルケットがいい」と言い張るので、1枚は保育園用、もう1枚は自宅用に。

 

保育園を卒園した頃には1枚限界を迎え、お別れ。

残った1枚は...……、気が付けば穴が開き、穴が繋がり裂けていき.............

1枚だったタオルケットが、あら不思議2枚になりました。

 

縫ったほうがいいか悩んだものの、早く手放したくて縫わないことに。

派手に裂けてたから、縫うのが面倒くさい(;^ω^)

 

「ボロボロになったけど、どうしようか?」

「これまだ使えるかな?」

明らかに捨てる方向に向かいたい私。

 

「まだダメ。」「まだ要る。」

捨てる気の無い次男。

小学校に上がり、登校前にタオルケットを胸に抱き、顔を埋めクンクン匂いを嗅いでから出発する儀式は今も続いています。

 

そして洗濯すると怒るんですよね(-_-;)

黙って洗濯すると、肌触り・匂いが変わったことを察知して

「洗ったん?」「洗ったやろ!」そりゃ洗うがな(*´з`)

 

そしてコロナがやって来た。

学童を辞め、義母さん宅で預かってもらう時もWITHタオルケット(笑)

さすがにこのビリビリボロボロのタオルケットは義母さんも引くだろうなと思いつつ、

次男には必須アイテムなので、タオルケットも一緒に預けました。

 

私が仕事を終え、義母さん宅に迎えに行くと、なんということでしょう。

義母さんがタオルケットを塗ってくれていたのです。

2枚が1枚に戻りました。さすがに裂け方が激しかったため、大きな1枚ではなく、

半分と半分を重ねた1枚です。

義母さん、ありがとう。

 

私も次男と同じことを、子供の頃してました。

私は名前まで付けていた。その名も「ごろんた」。

ごろんたは小学校入学頃に捨てられ、押し入れから別の物を探し、高学年まで使ってました。

バラ模様のタオルケット。

やっぱり穴が開き、裂けていき……(笑)

ある日学校から帰宅すると、バラのタオルケットが無い!!

「捨てたで。」と軽く言う母を恨んだものです。

 

勝手に捨てられた時のショックを知っているだけに、

勝手に捨てることはやめておこうと思っています。

義母さんのおかげで延命されたので、もうしばらくは使えそうです。

 

実は昨日、次男のタオルケットを洗濯したんですが……

バレてない!!クンクンしてるのにバレてない!!

心の中でガッツポーズをした母なのでした。