生きづらさを愛おしさへ

聴く専門家・春香のブログ

選び続けること

◇選び続けること

 

 

愛しい皆さま、こんにちは。

カウンセラー春香です。

 

今日は風が強いですね。

我が家の洗濯物がなぎ倒されて

いました(T_T)

 

 

父が亡くなり、2週間とちょっと。

 

良くも悪くも父は私のエネルギー源だった

ということを感じています。

 

父が家庭や商売を顧みない様子や

父の繰り返す借金を母が返す様子を見て

私は母の夫役になり、

母が父を頼らず、病気の体で何とかしようと

したり、母が父に弱音を吐かない姿を見て

私は母の母役になり、

父への怒りを行動動機にしたり

「やってやる!」というエネルギーに

変えていたんですね。

 

そのことを今、改めて振り返っていて

「怒り」のエネルギーって凄いなと

感じています。

 

怒りの大元と言いましょうか…

ある意味エネルギー源だった父が亡くなった

ことで、ずっと傍にあった「不安」も

無くなり、何かが抜けたような感覚です。

 

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母が生きていた頃も亡くなってからも、

父の理解できない言動から来る怒り

父が問題をまた起こしたらという不安

父が起こし続ける問題を知ることにより

感じる苛立ち…

 

私が結婚して、地元から離れた場所で

暮らしていても父への怒りや不安が

あったこと。

 

そして、考えないようにしても

無意識に父にエネルギーを向けていた

ことにも今、改めて感じています。

 

 

心の世界を知り、自分のことや

両親のことを知っていく中で、

親の問題は親のものだと分かっていても

父の言動を見るたびに、知るたびに

私の感情は揺さぶられていました。

感受性が強く繊細な私にとって、

父は刺激が強すぎるんです(^-^;

 

 

「アイツさえ居なければ」

 

 

父に対して何度思ったことか

分かりません。

人生で一番憎んだ人ですから。

 

 

でもね。

「アイツ」が居たからこそ、

私が経験できたことも沢山あるんですよね。

 

 

「アイツ」の生き方を見てきたことで、

それでも生きていけるんだと学んだことも

あります。

 

 

助けられない罪悪感。

これもやっぱりありました。

父と自分を分けて考えても、

私は私の人生を生きると決めても、

兄に父を任せると決めても、

罪悪感はやっぱりありました。

 

  

そのたびに罪悪感を見ないふりを

するんじゃなくて、

罪悪感があるのはどうしてだった?

と自分に問いかけながら、

感じるものはしょうがないよね~

だって家族だもんね~

どんな親だろうと大好きなときは

あったもんね~と受け容れながら、

 

 

「どうしたい?」

「どうする?」

そう自分に問いかけていました。

 自分に出来ることも

してあげたいことも無い。。。

逃げてもいいという選択肢の導入。

 

ただ父の幸せを願うことしか出来ない。

 

殺したいほど憎んだ相手の幸せを

願うようになれたことは、

私にとっては大きな変化です。

 

 

私にとっての優先順位も

選び続けてきました。

「親」を1番にしなくなったこと。

私にとっての快・不快を大切にすること。

「私にとって」を意識してきました。

 

私は、夫と子供たちと暮らす生活が

大事です。

 

先ずは私が幸せになること。

先ずは私から幸せになること。

 

兄の意思を尊重すること。

兄が考え、兄が決めて父と暮らすことを

選んだということ。

兄が地元に帰ったことで、兄にとって

プラスになっていることもあるということ。

 

父は父で、あの生き方を自分で選んでいると

いうこと。

 

こういったことを、母が亡くなってからの

2年間地味にやっていました。

そして、不安に感じることは兄と夫に伝える

ということもしていました。(特に夫)

 

 

罪悪感に呑み込まれて、冷たい娘だと自分を

責めても、私以外の他人から

「冷たい」と責められることは無いんですよね。

「無理しなくていい」と兄と夫に言われたり、

「離れていて子供が居たら自分の生活で

 精いっぱいよね」と周囲に言われたり。

 

 

自分責めって。。。

するだけ本当に無駄ですよね。。。

分かっていてもしてしまう時、

「ホント好きよね~♡」って自分に

言ってます。

 

 

私が子供たちに対して思うのは、

「幸せでいてほしい」ということ。

色んな経験を通して自分にとっての

幸せを見つけてほしい。

 

 

父が私の幸せを望んでいたとしたら?

私が忘れがちなこの視点。

この視点に立つと、

「私は今が一番幸せ。」と父と母に向けて

答えられます。

 

 

あなたの優先順位第一位は、

なんですか?

たまに見直してみるのもいいですよ^^

 

 

それでは、今日はこの辺で。

読んでいただき、ありがとうございました(@^^)/~~~