父の通夜②あなたのやらかしが誰かを癒す⁉
◇父の通夜②あなたのやらかしが誰かを癒す⁉
愛しい皆さま、こんにちは。
カウンセラー春香です。
今回は通夜の続きです。
前回までの記事はこちら↓↓↓
通夜の時間は決まっていますが、
コロナのこともあり集会を避けるためで
あったり、それぞれの都合の良い時間も
あったりで通夜の時間以外にも
弔問に訪れる人たちが居ました。
兄が私を呼ぶ声が聞こえたので、
「はいはーい!」と走っていくと、
兄の古くからの友人たちが父の弔問に
来てくれていました。
そのうちの一人が、
なんだか申し訳ないような
どう声をかけていいか分からない様子で
「こういう時しか会えんけど…」
と、話しかけてくれたんですね。
私は、その兄の友人に
「ずっとお礼を直接言いたかったから
会えて良かった~!」
と伝えたんです。
その兄の友人は、母の葬儀にも参列して
くれていたんですが、母の葬儀の最後に
親族のみもう一回焼香できるという
アナウンスがされた時、親族にまざって
兄の友人も焼香していたんです^^
親族以外は、その兄の友人のみ。
親族じゃないやないかーい!(>_<)
それに気づいた私は笑いをこらえながら
隣に座る兄に伝えると、兄も笑いを
こらえだし、たった2~3分の間でしたが
「始終泣きっぱなしの母の葬儀」から
「笑いをこらえる母の葬儀」に変わったんです。
悲しみを感じない瞬間を
兄の友人に与えてもらったという感じです。
そのことを兄の友人に説明していると
聞いてる兄も思い出して笑う^^
兄の友人は、
「俺、時々やらかすんよね。。。」
と、言っていましたが、
「私は助けられたよ、そのやらかしに!
悲しみが吹っ飛んだから助かったよ!」
と、私が伝えると兄の友人は笑っていました。
そして、この日から約2週間後に
兄弟子であるユーリ・マッコイ先輩の講座で
私はやらかします(;´Д`)
私の友人たちも時間を作って
来てくれました^^
20年前かな?
私が母の入院中のお世話だったり、
実家のスナックを背負っていた頃、
私の友人二人が見るに見かねてか、
私の父に意見したことがあります。
「なんで春香ばかり頑張らんといかんの?
おっちゃんとお兄ちゃんは何もして
ないやないっ!!」
紛れも無く友人たちも自立系の男前女子。
鼻息荒く、実家のスナックのカウンター
越しに,父にガルガル唸り声をあげます。
父は娘の友達が、娘の為に父である自分に
意見してくるのが嬉しいからニコニコ顔です。
その父の表情がまた友人たちを駆り立て、
イラつかせます(^-^;
「アイツ(春香)は今、いい女になる修行中」
父がそう言うと、
私の友人たちは声を益々大きくして牙をむき
「はああ⁉おっちゃん何言いよん⁉<`ヘ´>
おっちゃんは何もしてないやない!!」
そして益々、父を喜ばせてしまう。。。
そして友人たちはイライラが止まらない。。。
友人たちとその後飲みに行き、
「春香の親って分かっとるけど、
バカに付ける薬は無い!!
腹立つわーーーー!!」と怒り心頭でしたが
私はその様子を有難いな~とも思ったし、
父に対する怒りは自分だけじゃないのが
嬉しかったです^^
そんな友人たちは、
「お父さん穏やかな顔しとってよかったね。」
と、言ってくれました。
友人たちとも、私が県外に嫁いだことや
みんな子持ち主婦であり、働く女性であり、
子供が大きくなって行事や習い事が増えたりで
年々会う機会も減っていったんですよね。
私が疎外感を感じて、勝手に距離を置いたこと
もありました。
それでもまた、不思議と繋がるんだなと
感じています。
父が亡くなったことで、友人が別の友人たちに
連絡を回してくれて、メッセージや手紙が
届いたりして、皆の優しさを受け取らせて
もらいました。
まだまだ続きます。
お付きあいくださり、ありがとうございます^^