いつも誰かを優先してきたあなたが、自分のことを知り、自分らしく生きられるようサポートするカウンセラー春香のブログ

父との対面②

◇父との対面②

 

 

愛しい皆さま、こんにちは。

カウンセラー春香です。

私についてはこちらをどうぞ。

 

 

父が亡くなった日のことは、こちら

父との対面①は、こちら

 

 

父との対面から数時間後、

ようやく兄と二人の時間になり、

今日は二人で斎場にお泊り。

 

遅くなった晩御飯は親戚からの

おでんの差し入れと、私の実家のスナックで

バイトしていたお姉さんからの巻きずしでした。

ありがたい。

 

兄から最近の父の様子を聞いたり、

兄の状況を聞いたり。

 

 

母が私に残したがっていたお金を自分の

ものにした父は、浴びるようにお酒を

飲み歩き、1年弱でお金を使いきりました。

このことからも、父の感じていた

罪悪感の大きさが分かります。

 

 

兄は、父の借金問題に巻き込まれたことが

あったのに、それでも父と一緒に住み、

父にお金の管理方法や、このままの使い方では

数年しか持たないという注意喚起を、

誰が見ても分かるように可視化して父に提案し、

家の中での父の行動の後始末をしたりと、

やれることは全部やったんだろうと思います。

 

 

そんな兄も、父と同居する限界を感じてたから

夏には家を出るつもりだったと。

 

兄が父と同居している以上、ヘルパーが

入れないのも限界要因だったようです。

 

 

5年前の私なら、

「だから最初に言ったじゃない!

 父と同居はするべきじゃないって!」

と、鼻息荒く言っていたと思います(^-^;

父と同居すると兄が言った時、

兄が母のようにならないかと不安で

「お気は確か?」と兄に何度か確認しましたが

兄の覚悟は変わらなかったので、

兄には兄のやりたいことがあるのかもしれない

と、兄の意思を尊重することにしたんです。

 

 

兄からの話を聞きながら、

本当に母が父を迎えに来てくれたのかも

しれないと感じました。

 

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弔問に来てくれた人たちは、

「お母さんが迎えに来たんやろう」と

言うことが多かったし、

母の月命日と父の月命日が同じなので、

余計にそう思えるのもありました。

 

 

私は、父の寂しさが限界に来たのかなとも

思っていました。

 

 

父が亡くなり、警察が来て、

何度も何度も同じことを聞かれるうちに

兄は、

「あれ?俺…ヤったんかな?」

と危うく思うほどだったことや、

一睡も出来なかったことなど、

私はうんうん頷きながら兄の話を聞き、

 

 

何度も考えていたことが、いざ現実に

なった時に、考えていたのとは違う

感情があるということを二人で共有しました。

 

 

「一緒やね。複雑やね。」

 

 

そして、父の様子を心配してくれる人が

居て、父のことを気にかけてくれる人が居て、

病院や行政へと繋げてくれていたこと。

 

 

「ありがたかった。」

 

 

そう言う兄に共感しながら、

兄が1人で悩むんじゃなくて相談できる

人たちが居てくれて本当に良かったと

思っていました。

だって私、兄に任せっぱなしでしたから。

 

 

父は、強烈な寂しがりやです。

昔から真っすぐ家に帰ることはなく、

ほとんど飲んでから帰ってきて、

また自分の店でもお酒を飲む。

 

寂しがりやだから人と繋がることや

人同士を繋げる才能はズバ抜けていたし、

寂しがりやだから寂しそうな人にも

声をかけて繋がりを持ったり、

純粋な人なので「想い」だけで動くことが多く、

そんな父の様子に魅了される人が多かったんですね。

各種団体に所属していたこともあり、

必要とされる機会も多かったと思います。

 

でもきっと、父は自分の弱い部分や

他人とは違う部分を受け容れられず、

借金を繰り返しては自分を責めてばかり居たんだろうし、

自分で自分を傷つけながら、生きていたんだろうと

今となっては思います。

そんな父を助けたい人たちが、

父と関わってくれていたんだと思います。

 

父を見ていたら、引き合う関係性というのが

本当に分かりやすい。

 

 

夜も更け、父の傍にあるお線香を

新しいのに取り替えて、

いつぶりか分からないくらい久しぶりに

兄と私で布団を並べます。

 

 

「俺、寝言もいびきもうるさいよ?」

 

 

そんなの私も一緒よと思いながら、

 

「あっちで寝てくれる?」

 

と、兄にお願いして

少し距離を取って寝ました。

 

 

続きます。