◇お母さんの居ない日々(わたし編)◇
愛しい皆さま、こんにちは。今日も暑い1日でしたね。
庭先で洗車してびしょ濡れになった春香です。
先日、私が1日家を空けた話を書いたとき、そう言えば私が子供のときにも母が居ない日々があったなと思い出したので、書いてみようと思います。
私の記憶の中で一番古い、母が居ない日のこと。多分、私が保育園年長か小学生1年生頃だと思います。
夜中にふと目が覚めると父と母が何やら言い合いをしていたのを見たんですね。そして、その後母が泣きながら鞄に服を詰めているのも見ました。
小さいながらに、市原悦子ばりに見ていたと思います。
父と母が言い合っているのを本当は止めたかった。荷造りしている母が、どこかに行ってしまいそうな気がして、本当は止めたかった。
「行かないで。」と言いたかったけど、当時の私には怖くて出来ませんでした。
次の日から母の姿はなく、どこに行ったのかも、いつ帰ってくるのかも分からず、それを聞いていいのかも分からずだった私は、父方の祖母が私と兄のお世話に来てくれていたので、母が居ない以外は変わらない日々を過ごしていたと思います。
後に私が大人になってから、母から聞き知ることになりますが、父の借金が止まらないので、母は家出して父に反省させようとしたらしいです。母は父を自分の思い通りにコントロールしたかったんだろうし、父を変えたかったんでしょうね。
実家に帰った母を、父は友人を連れて迎えに行ったそうで。
男性心理も心理学も知らなかった当時の私は、自分1人で迎えに行けない父を『弱くてださい男』として見ていました。
自分の目で見たことなので、この1回の母の家出を強烈に覚えているんですが、2つ上の兄の記憶では、母の家出は1回ではなく、3回だそうです。本当のところは何回なのか今となっては確かめようがありません。もっと多かったりして^^
夜の仕事に家出、事故入院、手術入院、闘病入院と、振り返れば母が居ない日々は多かったように思います。
寂しさや悲しさ、どうなるのか分からない怖さや不安を感じないように、感情に蓋をしたり、私が悪いんじゃないか、私がしっかりしなきゃと思いやすい原点は、この辺りにあるのだと思っています。
男性を心の奥でバカにしていたのも、弱い=ダサい、頼りにならないという決めつけの原点は、父を見ていて私が感じていたことやジャッジです。
そして、それらによって恋愛や仕事、人間関係、夫婦関係、子育てに影響が出ました(^-^;
両親への怒りや、自分が抑え込んでいた感情と向き合ってきた今は、そんな両親のことを「両親の結婚生活が2人にとってのベストだったんだろうな」と思えたり、自分を大切にするということや、自分と向き合うことや、自分以外の他人を変えることは出来ないということを知らなかったら、そうなるよねとも思います。
子供のときに感じるのが怖かった感情は、いつまでも心の奥底にあります。気づいてもらえるまで待っているかのように。私もまだあるだろうと思っています^^
自分が抑え込んできた感情に気づいてあげることで、自分との距離が近づいていき、自分自身を愛おしい存在だと感じられるようになります。
でもこれが1人では、なかなか難しい。そんな時は、どうか私たちカウンセラーを頼ってみてくださいね。
それでは、今日はこの辺で。
読んでいただき、ありがとうございました(@^^)/~~
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