◇自分だけの世界に他者視点を取り入れて緩むとき~肯定されているという安心感~◇
愛しい皆さま、こんにちは。
カウンセラー春香です。
今日は娘の誕生日です。
19歳、おめでとう。
その娘が仕事に行くことが難しくなり始めてもがいていたときも、退職することを決められた時も、その後も私の心は忙しかったんです。
心も、頭も。
心配と信頼したい思いとが行ったり来たり。
自分に出来ること、出来ないこと。
娘は娘、私は私。
娘を通して見えてくるのは、私自身のこと。
娘を通して感じていたのは、自分自身の痛みでした。
頑張りたいのに頑張れない、行こうとするのに近くまでしか行けない。。。そんな状態を見ていて言葉をかけても、助けさせてくれない娘。
娘は自分1人で、どうにかしたかったんでしょう。まだ10代で、自力で頑張りたいお年頃でもある。自分自身を振り返ってもそうだった。
でも、自分1人では限界があること、早いうちから他人を頼ることが出来るようになったら、その後の人生がそれまでよりも生きやすくなる。。。自分のことを振り返りながら、私はそう思っていました。
コントロールしたかった、力になりたかった私が居ました。
頑張りたいのなら頑張らせてあげたい。
そんな私も居ましたが、身体が一番正直なのも知っているので、娘が白旗をあげるのを待つ自分も居ました。
ほんとに色んな自分が居ましたが、1人で頑張る・1人で何とかしなきゃと生きてきた自分の感じていた痛み(自分を大事に出来てなかった後悔とか)、頑張っていた自分に対する承認が足りてないということも浮き彫りになったんですよね。
そして、お母さんならだれでも感じる我が子への罪悪感。
あの時、ああしてあげていたら
あの時、こうしてあげていたら
私がこうだから
私がお母さんだから
こういう声が頭の中でエンドレスリピートすることもあり、それはもう鳩尾がザワザワするわ、体感悪いわ、涙が出たりしました。
無理やり抑え込んだりすることはせずに、ほんの少し気持ちをずらせたりホッとすることをしたり、頭の声はそう捉えてるんだな~と見つめてみたり、どっぷりハマってみたり、吐き出させてもらったりしていたんです。
いや…もうホントにキツかったです。
どれだけ娘のことを好きなんでしょうね。。。
そういう期間に感じていたことが、私は娘の心配をしているのに、私以外の周りの人は娘の強み(強い・芯がある)を見続けていてくれたこと。
この状態を使って「どうして私は娘の強み(魅力・才能)を見てあげられないんだろう。私だけが違う視点で娘を見ている。」と、無意識に自分責めをしていたんです。
人が違えば見方も違う。
距離感が違えば見方も変わる。
そう分かっているのに、視点が違うことを使って自分を責めていたのは、お母さんだったらこうするべきという、理想のお母さんを作りあげていたのかもしれないし、人と違う自分というものを否定してきた癖のようなものかもしれません。
そういった中で、たまたまカウンセラー仲間のめぐと話す機会があり、上に書いたことを聞いてもらったんですね。
何も否定することなく、時には一緒に泣いてくれたりしながら話を聴いてくれて、私の視点が周りと違うのは、「お母さんだからしょうがない。」「みんな同じ視点だったら娘ちゃんはしんどくなるかも。」「娘ちゃんは春ちゃんだから弱ってるところを見せられているから、その姿を見てたら心配になるのも気持ちが揺らぐのも当然だよね。」などなど、いつものように軽やかに対応してくれました。
そんなめぐから渡された言葉に、私は、この今の状態の自分をそのまま受け入れられていると感じられたり、この今の私をまるっと肯定されたように感じたり、確かに全員が同じ視点で娘を見ていたらそれはそれでどうなんだろう?と思ったんですよね。
安心感を感じながら、ふわっと新しい視点を受け取り、緩む時間となりました。
ありがとう、めぐめぐ。
他にもいろいろと伝えてくれていたのに、うろ覚えでごめん。
この記事の中に、「自分1人で頑張る」と書いていますが、娘の件を通して確かに自分1人で頑張っていたと感じる私も居ますが、もっと高い視点から見ると、そんな私を応援してくれていた人も、傍で支えてくれていた人も見守ってくれていた人も居たということ。何もせずとも思ってくれていたり祈ってくれていた人が居たであろうこと。
そんな風にも見ることが出来ました。
渦中に居るとき、頭の声がうるさい時、自分1人では本当にしんどく感じることがあります。
どっぷりハマる!と、意識的にハマってみて、さ~止めよう!とスパッと止められたらいいですけど、無意識に頭の声は進んでいくので、意識的に観察するのが難しいものです。ね。ね。
そんな時は、誰かに話を聴いてもらったり、受け止めてもらうことをお勧めします。
泣いてもいいし、弱音を吐いてもいい。
溜め込んだ思いを、身体から出してあげてほしい。
そんなサポートをしたいと、私は思っています。
それでは、今日はこの辺で。
読んでくれて、ありがとうございます💛