生きづらさを愛おしさへ

聴く専門家・春香のブログ

サドルの無い自転車

 

◇サドルの無い自転車◇

 

 

愛しい皆さま、こんにちは。

カウンセラー春香です。

 

近所のあちらこちらで

花が咲いています。

キレイに咲こう!とも思わず

ただ咲いてる姿に癒されますね。

 

先日、私が帰宅すると

庭先で自転車のサドルを片手に

イラつきがちな長男が居まして。

 

聞けばサドルの高さの調節をしたくて

サドルを抜いたところ

サドルが入らなくなったと。。。

 

男の子のお母さんなら

何度か感じられたことがあるかも

しれないこの気持ち。。。

 

ねぇ、なんで?

どうしてこんなことを?

 

なんで水溜まりで水遊びを?

なんで田んぼで落としあいっこを?

なんで鼻の穴にビーズを???

 

 

試しに私もサドルを入れようと

してみたものの、全く入る気配なし。

 

使えそうな道具を試すも変化なし。

 

自転車屋に持ちこむよう長男に伝えるも

この後彼女が来るし自分で何とかすると。

 

素人がどうにか出来るもんじゃねーし。

今直してもらわなかったら

明日から登校どーすんの。

 

朝も夜も送迎するなんて私は嫌だ。

 

と、いうことで私は腹を括り

サドルの無い自転車にまたがり出発。

 

長男の為ではなく私の為です。

 

27型インチ?の自転車は私には大きいし

サドルが無いから座れない!

 

 

サドルってなんてありがたい存在なんだろう。

 

 

サドルは自転車のカゴに入ってるのに

見るだけのサドルーーーーー。

 

 

40代半ばを過ぎたオンナが大きめの自転車をずっと立ちこぎしてる姿を想像してみてください。

 

よーく見るとサドルが無い自転車を漕いでるオンナです。

 

立ちこぎはキツく太ももがパンパンになると、エアーサドルです。

本来ならサドルがあるであろう場所まで腰を落とし、座ってる風に見せて漕ぎました。

 

 

でもよーく見るとサドルは無い。

 

 

すれ違う人たちや車からは、どんな風に見えてるんだろう?と思いながらも、

私の太ももはそれどころじゃない。

 

 

サドルの復活のために必死です。

 

 

自転車屋のオジサンも必死でした。

オイルを塗っても

サドルを差し込む穴を広げても

サドルが入らない。

 

 

何をしたらこんな状態になるのか。

 

 

オジサンも昔は高校生だった。

その時代を懐かしみながら、うちの長男の自転車の扱い方を悪く言うこともなく、

『男の子やけんなぁ~!』

と笑いながら、あの手この手で試してくれます。

 

私とオジサンで自転車を押さえながら

外せるものを外してみてから

道具を使って諦めずに穴の拡張。

 

オジサンの粘り強さのおかげで

なんとかサドルが入りました。

 

待ちわびた瞬間に思わず拍手!!!

 

サドル復活の時!!!

 

 

オジサンも正直、焦ったそうです。

うん、うっすら気づいてました。

 

それでも、諦めずに手を尽くしてくれたことが本当にありがたかったです。

 

ブレーキの効き具合のチェックや

タイヤに空気を入れてくれたり

鍵の部分を調節してくれたり。

 

至れり尽くせりで1000円ですよ、奥さま!!!

街の自転車屋さんに行きましょう!

 

 

自転車ってどれだけの部品から出来てると思う?と聞かれ、

50点くらいの部品?と答えた私ですが。

 

なんと2000パーツほどの部品で出来てるそうです。

 

ちょっと分解したら直せることが多いらしいので、自転車屋さんで見てもらうことをお勧めします。

 

 

後日、この話をママ友にしたら

サドル無しの立ち漕ぎを笑ったあと

『座ってお尻に刺さらんでよかったね~』

と、想像力豊かな発想に私も笑いました。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

来てくれて、ありがとう。